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ふわふわ暖かのリスク

 12月もなかばに入り、寒さが本格化、フリースなどのふわふわして暖かい衣服がありがたい季節になってきました。寒い季節に重宝するふわふわして暖かい生地でできた衣服ですが、火がつきやすいリスクがあるため注意が必要です。

 火が存在する状態、すなわち燃焼とは、「モノが、熱と光の発生をともないながら酸素と結合し続ける状態」のことです。そのためには3つの要素が必要で、これらのうちひとつでも欠けると、火は存在することができません。燃えるモノ、酸素の供給、熱源(点火源)の3つです。

 布地がふわふわして暖かいということは、それを織りなす糸が繊細であり、かつその糸と糸の間に多くの空間があって、そこに暖かい空気を含んでいるということです。燃焼に必要な3つのうち、燃えるモノ、酸素の供給の2つを満たしているのです。そのため、最後のひとつである熱源があると、簡単に燃え始めてしまいます。暖かいふわふわした感触の衣服を着る際には、この「ふわふわして暖かいもの」全般が持つ、火がつきやすいというリスクに十分に気をつける必要があります。

 先日の、イベント展示物のライトアップ照明から出火した火災では、火元であった白熱灯のすぐ側に、ふわふわの「木くず」がたくさんあって、それに引火したということが報道されています。

「ふわふわのものは火がつきやすい」、寒さが続くこれからの季節、このリスクに十分に気をつけ、暖かく過ごしていただければと思います。

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リスクマネジメントグループ
甘利康文

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