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詐欺の中でも増加が著しいのは特殊詐欺

 多くの犯罪が減少する中で、詐欺などの知能犯は2012年あたりから増加傾向にあります。さらに、その詐欺の中でも、いまや社会問題と化している振り込め詐欺を含む特殊詐欺は、増加が目立っています。
 2016年9月までの被害総額は263億8,700万円となっており、前年同期に比べ18%減少していますが、以前として高額な被害であることに変わりはありません。既遂1件当たりの被害額は300万円を超えています。

 図は、詐欺と特殊詐欺の毎月の認知件数を示したものです。図中青いラインの詐欺は2011年頃まで減少傾向でしたが、その後増加し2015年以降はふたたび減少しています。
一方、赤いラインの特殊詐欺については2011年頃までは横ばいでしたが、その後増加し、こちらも2015年以降は減少しています。
 さらに、詐欺に占める特殊詐欺の割合を見たものが、緑の棒グラフになります。ここでは、特殊詐欺は詐欺に含まれるものとして割合を計算しています。これをみると、2009年頃は15〜20%ほどでしたが、最近は35〜40%と明らかに増えています。

 詐欺には、無銭飲食や無賃乗車などの無銭詐欺、モノの販売を口実にお金を騙し取る売付詐欺、保険金を騙し取る保険金詐欺など、いくつかあります。しかし、最近は特殊詐欺が、詐欺の中でも幅を利かせるようになっています。騙されないためには、犯人に出会わないことが最も効果的です。電話をかけてくるケースが多い振り込め詐欺については、留守番電話の活用を検討してみてください。

セコムIS研究所
リスクマネジメントグループ
濱田宏彰



詐欺と特殊詐欺の認知件数、詐欺に占める特殊詐欺の割合
(警察庁のデータをもとに作成、全て5カ月移動平均)

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