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規模の小さな地震は発生頻度が高い

 熊本地震の発生から1ヵ月を過ぎましたが、いまだ余震が続いています。しかも、余震の規模もこれまでにない程の大きいものが発生しています。
 関東地方でも先週、比較的大きい地震がありました。日本国内各地で、大小さまざまな地震が発生していますが、ほとんどは規模の小さなものです。被害をともなうような大きいものは、指折り数えても指が余ってしまうくらいの頻度です。
 このように、地震の規模が大きくなるにつれて、その発生回数は指数関数的に減っていくことを、見つけた人の名前をとって、グーテンベルグ・リヒターの関係といいます。

 理科年表の統計を用い、1961〜1999年に日本付近で発生したマグニチュード(以下M)5以上の地震をみると、阪神淡路大震災や熊本地震の規模と同じM7.3は2回、新潟県中越地震や中越沖地震と同じM6.8は15回発生しています。
 一方、M6.0は109回、M5.0は632回発生しています。図はこれらを示したものです。回数を示す縦軸は対数表記となっています。そうすると、ほぼ直線上に並びます。

 この直線をもとにして、地震の規模別に一年あたりの回数を計算すると、M5.0は1年に22回ほど、M6.0は年に2.7回ほど、M7.0では年に0.3回ほどの発生頻度となります。
 反対に、M4クラスでは年100〜200回ほど、M3クラスでは年1000〜2000回ほどとなります。これが地震の活発な地域ともなると、さらに頻度が高くなると考えられます。
 余震に注意していただくとともに、それ以外の地域の方は、地震に備えて対策を進めていただきたいと思います。

【参考情報】
災害時の備え「セコム・スーパーレスキュー」
企業やご家庭の災害対策用備蓄「しのげール」

セコムIS研究所
リスクマネジメントグループ
濱田宏彰

地震のマグニチュードの頻度分布 (理科年表のデータをもとに作成)
地震のマグニチュードの頻度分布
(理科年表のデータをもとに作成)

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