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発明を誰もが使えるようにする仕組みとは?

 1885年4月18日、現在の特許法にあたる専売特許条例が公布されました。それを記念して、本日4月18日は「発明の日」とされています。

 特許は、15世紀のイタリアで産声をあげ、17世紀の英国で発明の権利を守る制度として法制化、確立しました。それがさまざまな発明を促し、英国発の産業革命の基盤となったと言われます。当時、英国の国力の源だったわけです。

 発明を特許に出願すると、その内容は公報という形で世の中に周知されます。そのうえで、出願から20年間という期限付きで、その発明の権利が保護されるのです。期限が過ぎた発明は、誰もが使える技術となり、結果的に産業の発展につながります。

 特許を表す英語「Patent」の語源は、「Patentes」という公開を意味するラテン語です。特許とは、発明などの知的財産を秘密に保つのではなく、皆の共有財産とすることで、社会全体の発展を図ろうとする制度であると言えます。

 情報セキュリティには、情報を「機密に(Confidentiality)」、「改ざんされないように(Integrity)」、「使えるように(Availability)」という3要件があります。発明を「機密にする」のではなく、誰もが「使えるようにする」ことで、長い目で見た場合の「世の中が良く回るようにする」(広い意味でのセキュリティの)しくみが、特許だということを覚えておいていただければと思います。

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セコムIS研究所
リスクマネジメントグループ
甘利康文

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