ホーム > ホームセキュリティ > 月水金フラッシュニュース > 月水金フラッシュニュース・バックナンバー > 年のはじめに万人が願うこと
あけましておめでとうございます。本年も「安心豆知識」をよろしくお願いいたします。
年のはじめの節目であるお正月に食べる御節(おせち)料理」には、セキュリティと関係する多くの願いが込められています。マメで達者でと、一年を元気に働けるように祈る意味を込めた黒豆、イワシが肥料として使われていたことから五穀豊穣を祈る意味でイワシの幼魚を佃煮にした田作り、同じく肥料に使われていたニシン(二親)の卵の数が多いことから、子孫繁栄を祈る意味の料理とした数の子などです。
年のはじめに、つつがない一年への願いをこめた食事をとり、また神社仏閣に、この一年間幸多かれとお祈りするためのお参り、初詣をする習わしがあるということは、昔から人々の心のどこかに「そうではないこと」に対する不安という思いがあったからです。
日本では、年のはじめに非常に多くの人がお参りします。この時期200〜300万人の参拝客を数える神社仏閣がいくつもあります。この事実が市井に生きる多くの人々の心の中に不安という思いがあり、安心を求め、願う思いがあるということを物語っているものと思います。
広い意味のセキュリティとは「起こるかもしれないさまざまな出来事に影響されず、平穏な日常が続くこと」であり、安心とは、一人ひとりの心の中にそうなるに違いないという思いがあることです。
本コラムでは今年も、「知ることによる安心」を目指し、安心した日々を送れるようにする豆知識を提供していきたいと思います。本年も、どうぞよろしくお願いします。
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