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刑法犯の1割が万引きになってしまうのか?

 先日、メロンを万引きしたとして呼び止めた警備員が、逃げる犯人の車に引きずられて大けがをするという事件がありました。逃げる犯人も必死だったのかもしれませんが、万引きから強盗殺人未遂に罪が重くなってしまったのです。
 万引きは軽くみられがちですが、立派な犯罪です。建物に侵入する際に必要な、ピッキングの技術やガラス破りの技術は一切いりません。詐欺のように、人を騙すテクニックもいりません。それだけに、簡単にできてしまうこと自体が問題とも言えます。
 今回は、万引きをはじめとする、非侵入盗の発生状況を見てみましょう。

一日に300件起きている万引き
 今年4月までの間に、万引きは3万9000件発生しています。一日当たりにすると326件です。これは刑法犯の中で2番目に多い犯罪となっています。ちなみに、一番多いのは乗り物盗の中の自転車盗で、一日当たり603件です。
 非侵入盗の中では、車上狙いが一日当たり175件、部品ねらいが90件、自販機ねらいが43件などとなっています。非侵入盗ではありませんが、空き巣は86件、忍び込みが29件、事務所荒しが23件などです。これらを含む窃盗犯は、ここ数年減少傾向となっています。しかし、犯罪全体に占める割合をみると、ちょっと様子が違っているようです。

認知件数が減る中で増える万引きの割合
 右の図は、刑法犯に占めるそれぞれの犯罪の割合の推移を示したものです。非侵入盗の中でも代表的なものだけを示しました。この10年で、ひったくり、すり、置引き、部品ねらいはほぼ横ばいとなっています。また、車上ねらいと自販機ねらいが割合として減っています。車上狙いが6%減、自販機ねらいが3%減となっています。
 それに対して、万引きの割合は増えています。率にして4%以上増えています。図にはありませんが、自転車盗は6%増、空き巣は2%減となっています。つまり、数ある窃盗犯の中でも、万引きと自転車盗は"二大増加犯罪"となっているようです。

万引きは割に合わないという環境を
 4年ほど前のこのコラムで、刑法犯に占める万引きの割合が、そのうち1割を超えてしまうかもしれないと書かせていただきました。その時に用いた2010年の犯罪統計では9.36%でした。ちなみに、昨年2014年は9.99%となっています。
 今回は1〜4月の統計を用いましたが、図に示しましたように、2014年に比べて2015年は大きく変化しています。このままですと、2015年通期では大台の10%に乗ってしまうかもしれません。
 近年、高齢者による万引きの増加が社会問題となっています。万引きをしても、見つかってしまう、割に合わない、という環境をつくることが重要です。「万引きをしない、させない、見逃さない」という社会の流れを作っていきましょう。

【参考情報】
データから読む「通報される万引きは4分の1」
安心豆知識「世界中から注目される防犯理論〜犯罪しにくい環境を作ろう〜」
不正持出し監視システム(セコム)

セコムIS研究所
リスクマネジメントグループ
濱田宏彰

刑法犯に占める万引きなどの割合の推移(警察庁の統計をもとに作成)

刑法犯に占める万引きなどの割合の推移
(各年1〜4月の犯罪統計資料をもとに作成)

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