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特殊詐欺の現金送付方法で増えてきたのは?

 先日、2014年の特殊詐欺に関する資料が警察から発表になりました。被害総額は559億4000万円と、2013年の489億5000万円を大きく上回り、過去最高となりました。
 このうち、オレオレ詐欺などを含む振り込め詐欺の被害総額が375億7000万円、振り込め詐欺以外の特殊詐欺の被害総額が183億7000万円となっています。一件あたりの被害額は、振り込め詐欺が361万円、振り込め詐欺以外の特殊詐欺については908万円となっています。
 振り込め詐欺以外の特殊詐欺については、ここ数年900万円あたりで高止まりとなっていますが、振り込め詐欺については上昇が止まらず、1年あたり50万円ずつ増加しているのが気になるところです。

依然として多い高齢者被害
 特殊詐欺の被害者を年齢別・性別にみると、全体の52%が70歳以上の女性となっています。次いで、70歳以上の男性が16%、60〜69歳の女性の12%と続きます。特殊詐欺はタイプ別にいくつかに分けられていますが、70歳以上の女性が被害者率1位であるものがほとんどとなっています。
 唯一1位ではないものが"異性との交際あっせん名目"で、これについては40歳代と50歳代の男性が同率1位となっています。70歳以上の女性の割合が特に高いのがオレオレ詐欺で、全体の63%にも上ります。還付金等詐欺も54%と高くなっています。

郵便や宅配便を使った送金方法が急増
 かつては「ATMに行って、今すぐ振り込んでください」という手口でしたが、いわゆる受け子が自宅などを訪問して、直接受け取る方法が多くなっています。被害金額ベースで見た場合、全体の4割ほどが、この方法となっています。
 ところが、今回の資料をみると、郵送や宅配便などを使った「現金送付型」が急激に増えてきました。右の図は、2013年と2014年の送付手法の変化を示したものです。金融機関などからの振り込みによる「振込型」や、自宅などに訪問して受け取る「現金手交型」は、ほぼ横ばいとなっていますが、「現金送付型」は6割増しと急増しています。

「ニセの情報」を取り込まないために
 窃盗などの他の犯罪の多くが減少する中、特殊詐欺は一貫して増加を続けています。窃盗は、住宅の中にドロボーが入ってきます。しかし、特殊詐欺は、被害者の親切心などを利用して、被害者自らがお金を"提供"してしまうように仕向けます。いわば、皆さんの家の中に電話を介した「ニセの情報」を侵入させ、その情報がウイルスとなって、皆さんの生活を破壊しようと動くわけです。コンピュータウイルスと同じようなものと言えなくもありません。
 特殊詐欺の対策も、サイバー犯罪の対策と同様に、怪しい「情報」を取り込まないための対策が重要です。犯人自らが手を下して盗みをする時代から、情報を送り込んで盗みをする時代に変わってきているのです。犯人からの情報の真偽を確かめる術を身に着けておくことと、その情報を取り込まないための「通話録音装置」や留守番電話の活用を検討してみてください。

【参考情報】
安心豆知識「特殊詐欺にも応用できる泥棒対策の手法とは?」
安心豆知識「不審勧誘電話を激減させた具体的方法とは?」

セコムIS研究所
リスクマネジメントグループ
濱田宏彰

特殊詐欺の被害金の送付手段の推移(警察庁)

特殊詐欺の被害金の送付手段の推移
(警察庁)

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