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データだけを見て結論を出すことの恐ろしさ

 先日の台風26号は、勢力が強いまま日本に近づいてきたために、各地に大きな被害を残していきました。関東地方をほぼ直撃した形で、筆者も通勤に支障が出ました。雨は上がったのに、風が強くて、電車が鉄橋を渡れず、会社に近づくことができませんでした。
 一方で、伊豆大島では時間降水量が90ミリを超える状態が4時間も続き、総降水量が800ミリと信じられないような雨となりました。その影響で土石流が発生し、多くの方が被災しました。この災害で亡くなった方も多く、心からご冥福をお祈りいたします。

何十年に一度のレベルの大雨でしたが・・・
 被害の結果からみると、8月30日にスタートした特別警報に匹敵する状況といえそうです。しかし、今回の場合、特別警報は発令されませんでした。特別警報の発令の基準は、50年に一度というほどの災害が、多面的に発生することになっています。つまり、時間的、面的、量的な閾値(しきいち;その値を境に効果や動作などが変わる値)を決めて、それを越えるかどうかを見ているわけです。しかし、伊豆大島という狭い範囲での状況であったため、その基準に達しなかったということのようです。今回のことを考慮して、特別警報の発令基準を変えようという動きも出ています。

根拠に基づくものと体験や体感に基づくもののバランス
 このコラムでも、さまざまなデータをもとに、リスクに関する記事を書かせていただいております。データを取ったり、それを解析したりすることは、その現象をみるうえで、間違いなく重要なことだと思います。いわゆる、エビデンスベースドな考え方です。医学の世界でよく使われるもののようで、EBM(evidence based medicineの略)などと言われます。今ではさまざまなことに対して使われるようになっています。
 今回の例でいえば、自然現象という大きな出来事に対して、エビデンス(科学的根拠)をもとに閾値を決めて、さらに時間的経過や現象の大きさなどを考慮して警報や注意報を発表しているともいえます。もちろん数値データだけではなく、現場の体感や状況把握など、いわゆる観天望気も加味されていますが、やや数値に偏っているのかもしれません。

データだけを見て「データから読む」を書いていないか
 観天望気とは、「夕焼けが見えたから晴れ」とか「ツバメが低く飛ぶから雨」など、見た目や体感をもとにした、どちらかというとアナログ的な見方です。このコラムでも、数値データをもとにしていますが、それだけに偏ることなく、観天望気のような見かたも大切だと考えさせられました。
 日々、さまざまなデータを整理・分析していますが、そのデータが意味することは何なのか、間違った分析をしていないか、よくよく考えてお伝えしていこうと思っております。今後とも「データから読む」をよろしくお願いします。

セコムIS研究所
リスクマネジメントグループ
濱田宏彰

 

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