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侵入手口からみた防犯対策

 今日は、前回に引き続き、侵入手口についてです。前回は、玄関や窓といった侵入場所別に、どのような手口で侵入されているかについて見ました。今回は侵入手口の側面から見てみましょう。

ガラス破りは窓で使われる手口
 右の図は侵入手口から見た侵入場所の割合を示しています。まず、ガラス破りによって侵入された場所を見ると、戸建ての場合では窓が83%、次いで勝手口が13%です。一方、集合住宅の場合は94%が窓のガラス破りです。
 戸建てに多い勝手口は、採光用のガラス窓などが狙われます。特に、道路から見ると、奥まっていて目につきにくい場所にある場合は要注意です。リビングの窓ガラスと同様の対策が必要です。

窓の施錠もお忘れなく
 次に、無施錠箇所からの侵入です。戸建ての場合は、窓が45%、玄関が28%、勝手口が21%です。一方、集合住宅の場合は、玄関が47%、窓が45%です。カギのかけ忘れというと、玄関が思い浮かぶと思いますが、窓も多いことが分かります。外出する場合には、玄関だけではなく、窓の施錠にも気をつけてください。

見えにくいところにあるドアにも対策を
 次に、ドア錠破りによる侵入です。戸建ての場合は、勝手口が49%と多くなっています。一方、集合住宅では、玄関が67%と大半を占めています。この手口は、前出の2つの手口に比べて件数は少なくなっています。
 道路や通路から奥まっていて、見えにくいところにある玄関や勝手口といった、特殊な事情がある場合に使われる手口と言えそうです。そのような配置になっているご家庭では、十分な対策をしていただきたいと思います。

視点を変えて
 先週と今週のコラムでは、同じ統計資料を用いていますが、切り口を変えて見てみました。前回は玄関での対策はどうしたらいいか、今回は無施錠に対してはどこを中心に対策したらいいかといったことをお示しできたのではないかと思います。すべての防犯対策は、侵入者を知ることから始まります。犯罪統計にはそのヒントが隠されています。これからも、様々な統計を用いて、侵入者の状況をみなさんにお知らせしていきたいと思います。

(関連記事)
データから読む「侵入場所ごとに異なる侵入手口」
データから読む「在宅中なのに侵入してくる泥棒は3割」

(参考)
SECOMあんしんガラス

セコムIS研究所
リスクマネジメントグループ
濱田宏彰







侵入手口から見た侵入場所の割合(上から:ガラス破り、無施錠、ドア錠破り) (警察庁、2012年上半期)

侵入手口から見た侵入場所の割合
(上から:ガラス破り、無施錠、ドア錠破り)
(警察庁、2012年上半期)



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