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1992年 東京・世田谷の久我山病院の運営に参画
提携病院ネットワークの構築を開始
セコム医療システム(株)は、現在、全国各地で18の提携病院の運営を支援しています。
具体的には、資金調達・人材確保・コストの適正化など経営全般の支援、電子カルテなどIT化にあたっての支援、新人研修やマネジメント研修など病院職員の研修支援など、マネジメント部分のサポートです。
支援を始めたきっかけは、東京・世田谷の社会福祉法人康和会・久我山病院からの要請でした。セコムが前年の1991年に薬剤提供サービスと訪問看護サービスを開始したこと、病院の運営に関心を持っていたことから、経営再建の話が持ち込まれたのです。
そこで、セコムでは病院の実情を調査し、再建に乗り出すことにしました。
まず、患者さんにお願いして詳細なアンケート調査を実施。「医師や看護師の対応はどうか」「職員の言葉づかいはどうか」「食事はどうか」「どのくらい待たされたか」といった患者さんの満足度調査を行ったのです。結果は芳しいものではなく、一つひとつ改善していきました。
さらに、医局ごとに収支目標を持たせるようにしました。企業では当たり前のことが病院では行われていなかったのです。医師も経営発想・収支意識を持って医療に携わるようになりました。また、施設のリニューアルも行いました。こうした取り組みが功を奏し、数年で経営を立て直すことができました。
そんな最中の1994年、セコムはセコム在宅医療システム(株)(現・セコム医療システム(株))を設立し、各地で病院との提携を推進していくことにしました。目的の一つは在宅医療サービスを推進する上で必要となる後方支援病院を確保すること、もう一つは地域の中核となる病院と提携し、人的・資金的支援を行うことによって地域医療の質の向上をはかることでした。
セコム医療システムでは、今後も提携病院ネットワークを拡大・強化していくことによって、日本の医療サービスの向上に貢献したいと考えています。
(参考)
・"全体像"で理解する読み解くセコム50年の歩みはこちら
セコム株式会社
コーポレート広報部
久我山病院(東京都世田谷区)
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