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緊急地震速報の「空振り」は許すが「見逃し」は許さない

  あけましておめでとうございます。2013年も、水曜コラム「データから読む」をよろしくお願いします。今年もさまざまなリスクに対してデータから読みたいと思います。
 昨年、政府の地震調査委員会は、全国の地震発生確率を見直しました。そして、今後30年以内に強い揺れに見舞われる確率を地図として表し、「全国地震動予測地図」を作成しましたが、多くの地域で従来予想よりも高い確率で大きな地震に見舞われることが発表され、大きな話題となりました。
 かつては、このような予測地図はなく、突然大きな揺れに見舞われていました。しかし、いまでは「緊急地震速報」という新しい仕組みも導入され、ある程度の心構えができるようになりました。

緊急地震速報を知っている人は約8割
 昨年末に気象庁が行ったアンケート調査によると、緊急地震速報がどんな情報であるかを知っている人は77%にのぼり、特に東北、関東での認知度は高くなっています。やはり、東日本大震災を経験し、地震に対しての高い意識が反映されています。

大きな揺れほど「見逃し」はしないで欲しい
 緊急地震速報の予想精度に関しては、「警報が発表されたにも関わらず、予想以下の揺れだった」という、いわゆる「空振り」については、それが震度2の揺れだったとしても44.5%が「許容できる」としており、震度3だった場合には70.2%の人が許容しています。
 一方で、警報が発表されなかったのに、大きな揺れが来た場合である「見逃し」については、震度4が来た場合に52.1%の人が許容できないとし、震度5弱では73.6%の人が許容できないとしています。このことから、緊急地震速報に対して期待している人がとても多いことがうかがえます。

セコムは見逃さない
 セコムのセンサーでも、「見逃し」は絶対に起こらないようにしています。泥棒が入ったのに、見逃しを「許容」することはできません。また、現在は侵入者がドアや窓を開けたことを検知するシステムが中心ですが、近い将来では、泥棒の侵入を、早期に検出するシステムにしようとしています。いわば「緊急泥棒速報」のようなものです。そのひとつが、先日発表させていただいた「自律型小型飛行監視ロボット」です。

事前準備は前もって十分に行っておきましょう
 地震の例にあったように、近づいてくるリスクは早めに知りたいという方は多いと思います。早く知ることができれば、その分だけ事前準備をすることもできます。しかし、直前の準備では、できることは限られます。地震に対する家の耐震補強や家具の固定、泥棒に対する窓やドアへの補助錠の追加など、あらかじめ、十分な対策を行っておくことが被害をより小さくするためには重要です。

(参考)
・全国地震動予測地図とは (防災科学技術研究所)
・世界初、民間防犯用の自律型の小型飛行監視ロボットを開発(セコム)

セコムIS研究所
リスクマネジメントグループ
濱田宏彰

「空振り」の場合(警報を発表したが揺れが弱かった)(気象庁)

「空振り」の場合(警報を発表したが
揺れが弱かった)(気象庁)


「見逃し」の場合(揺れが強かったが警報を発表していない)(気象庁)

「見逃し」の場合(揺れが強かったが
警報を発表していない)(気象庁)

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