ホーム > ホームセキュリティ > 月水金フラッシュニュース > 月水金フラッシュニュース・バックナンバー > 通所介護サービスを通じて
「充実な大人時間」を提供するセコムシニア倶楽部
セコムのメディカル事業は、1991年6月に日本初の民間による本格的な「在宅医療サービス」を提供したことから始まりました。そして、2002年3月、セコム医療システム(株)を設立しました。
現在では、訪問看護サービスや薬剤提供サービスを柱とした在宅医療サービスにより「在宅医療サービス」を開始。以来、訪問介護サービス、シニアレジデンスなどの「介護・福祉サービス」を提供。さらには「セコムの健康食品」「セコム健康くらぶKENKO」などの「健康・予防サービス」にいたるまで、トータルなメディカルサービスを提供しています。
今回は、「介護・福祉サービス」の通所介護サービスを提供するセコムシニア倶楽部たまプラーザを訪ね、田中猛所長に話を伺いました。田中所長はご家族の介護体験を経て、介護や福祉に興味を持ち、3年前にセコム医療システムに入社。企画部門を経て、現在は通所介護サービスの第一線に携わっています。
Q.セコムシニア倶楽部について教えてください。
セコムのメディカル事業を担うセコム医療システムでは、通所介護サービスを提供するセコムシニア倶楽部を横浜市に4カ所展開しており、セコムシニア倶楽部たまプラーザは、その最初の施設として2004年に設立されました。
そもそも通所介護サービス(デイサービス)とは、介護保険制度に基づき施設で食事や機能支援などを行うサービスのことで、主な対象は要介護認定を受けた高齢者の方です。
一般的に通所介護サービスと言うと、ご利用者のご家族の介護負担を減らすために利用されるイメージが強いと思いますが、我々はコンセプトに「充実の大人時間」と掲げ、ご利用者自身が生きがいや楽しさを再発見し、同世代とのつながりを実感できるように、多彩な趣味活動を提供しています。現在、お陰さまで月曜日から土曜日まで、ほぼ満員となっています。
Q.具体的な一日の流れについて教えてください。
まず朝、車でのお迎えからスタートします。セコムシニア倶楽部にご利用者が到着すると、看護師が中心となって一人ひとりの健康状態のチェックを行います。その後、午前中のプログラムとして体操などの機能訓練を行います。昼食を挟んで、午後からは地域のボランティア講師陣を招き、和紙ちぎり絵、グラスアート、書道、華道、茶道、陶芸、絵手紙、囲碁、麻雀、歌などの趣味活動を行っています。どの講師もその道の専門家であり、活動も本格的です。そして、午後3時過ぎに、ご自宅まで安全にお送りします。以上が一日のプログラムの大まかな流れです。
Q.普段、心がけていることは何ですか。
ご利用者に対して、介護する側とされる側、といった隔たりを作るのではなく、人間対人間として、垣根のない接遇を心がけています。
セコムシニア倶楽部で提供している趣味活動は、ご利用者が主体的に楽しめるものばかりです。ご利用者のコミュニケーションの機会も増え、毎日のように通われる方も多くいらっしゃいます。趣味活動を通じて手先をよく動かすので、機能訓練にもつながります。
以前は家に閉じこもりがちだった方でも、セコムシニア倶楽部に出会ってから積極的に通っていただく方もいて、大きなやりがいや喜びを感じています。
Q.今後の抱負を教えてください。
ご利用者がいつまでも、ご自宅で自分らしく暮らしていけるように、介護の専門知識や技術の向上の必要性を感じています。また、より良いサービスを提供していけるように、仲間であるスタッフとコミュニケーションを取り、チーム一丸となって取り組んでいきたいと思います。
セコムグループでは、セコムシニア倶楽部が提供する通所介護サービスのほかに、訪問看護サービスや訪問介護サービス、ご家庭のお困りごとに対応する「セコム・ホームサービス」など、さまざまなサービスを提供しています。困っているご利用者がいれば、そういったサービスをお伝えし、今後もご利用者やご家族がいつまでも安心して家で生活できるようにサポートしていきたいと思っています。
(参考)
・セコムシニア倶楽部はこちら
・"全体像"で理解する「現場レポート」はこちら
セコム株式会社
コーポレート広報部
セコムシニア倶楽部たまプラーザ
田中 猛所長
ご利用者が日々楽しく過ごしてもらえるように
チーム一丸となって取り組む
セコムシニア倶楽部たまプラーザの皆さん
趣味活動を通じてご利用者が創作した作品
子どもの安全ブログ | おとなの安心倶楽部 |
女性のためのあんしんライフnavi |