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屋根からの落雪の脅威

 この冬は、シベリアからの寒気の張り出しが大きく、とても寒い日が続きました。雪の量も相当なもので、日本海側を中心に記録的な大雪となっています。そんな中、屋根から崩れ落ちてきた雪の下敷きになり、痛ましい事故となるケースが増えています。

 筆者は北海道に住んでいたことがあるのですが、日の当たる南側には、つららが大きく成長していました。これらを落としておかないと、大きくなりすぎて危険なため、定期的に「つらら落とし」をよくやったものです。アパートの4階からでしたので、落下の衝撃はかなりのものです。下に誰もいないのを確認してから落としていました。

雪は太陽電池パネルの方が滑りやすい
 最近では、自然エネルギーの利用への関心が高まってきており、太陽電池パネルを住宅の屋根に載せるケースも増えています。家電量販店などでも、太陽電池パネルを展示販売している光景も珍しくなくなりました。積雪地域でもこれらの普及は進んでいるようで、今回のように雪が降り積もった場合に滑落が危惧されます。昨年末に独立行政法人、防災科学技術研究所が実験した結果があります。一般的なトタン屋根に比べて、太陽電池パネルの方が、雪が滑りやすいとのことです。

トタン屋根に比べて1.5倍以上遠くまで届く
 今回の実験では、3寸勾配と呼ばれる、およそ16.7度の傾斜の屋根を想定し、長さ2.4mの長さの屋根を滑らせたそうです(右図参照)。平屋の屋根を想定した高さに設置し、雪のブロックを用いて実験をしています。それによると、水が介在する湿った雪の場合、より遠くに落下し、庇から1.7mのところまで届きました。
 一方、トタン屋根の場合は1mのところに落下しました。太陽電池パネルの表面はガラス製で、雪が勢いよく滑りやすくなっていることが原因のようです。これを2階建ての屋根に適用すると、太陽電池パネルでは庇から4mの距離に達し、トタン屋根の場合が2.5mであったのに比べ、1.6倍もより遠くに到達することになります。

目線を上に向けて「頭上注意」
 雪道に限らず、人の目線というのは思いのほか上の方には向かないものです。それが雪道となると、より足元に注意が行くために、通常の乾いた道以上に目線が下に行きがちです。それだけに、雪が大量に降った後の暖かい日などには、家屋の庇の近くは近寄らないことが唯一の対策なのかもしれません。また、ご近所の屋根で太陽電池パネルが載っているところを確認しておくのも良いかと思います。

セコムIS研究所
セキュリティコンサルティンググループ
濱田宏彰

トタン屋根と太陽電池パネルの雪の落下距離の違い(防災科学技術研究所資料を元に作成)

トタン屋根と太陽電池パネルの
雪の落下距離の違い
(防災科学技術研究所資料を元に作成)

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