ホーム > ホームセキュリティ > 月水金フラッシュニュース > 月水金フラッシュニュース・バックナンバー > 救命救急環境の整備に貢献する「セコムAEDパッケージサービス」
「社会システム産業」とは、安全システムの普及を通じて構築してきた日本最大級の情報ネットワークをベースとして、社会にとって安心で、便利で、快適なサービス・システムを創造し、複合的・融合的に新しい社会システムとして提供する産業のことです。
「社会システム産業」の構築を目指すセコムでは、救急救命の環境整備に貢献するため、AEDの普及促進をしています。今回のコラムでは、セコムが提供する「セコムAEDパッケージサービス」についてご紹介します。
最近では、駅やオフィスビル、運動施設などさまざまな場所で見かけるようになったAED。Automated External Defibrillatorの頭文字3つを取ったもので、日本語では「自動体外式除細動器」と言われています。
AEDは、「心室細動(しんしつさいどう)」と呼ばれる、心臓の脈のリズムが乱れ、小刻みに痙攣(けいれん)。それが、ポンプとして機能せず血液を送り出せない状態になった時に、電気ショックを与えて痙攣を取り除くための医療機器です。操作は機器から流れる音声ガイダンスに従うだけです。心室細動状態かを自動で判断するとともに、必要と判断された時にのみ、電気ショックを準備し与えることができます。
2004年7月に厚生労働省が一般市民にもAEDの使用を解禁したことにより、その有用性からAEDの普及は急速に広がっています。セコムでも、2004年9月から「セコムAEDパッケージサービス」の提供を開始。契約件数も約6万6千件(2011年9月末現在)いただいており、そのAEDの電気ショックにより約500人の尊い命を救うことができました。
「セコムAEDパッケージサービス」の特長は何と言っても、単に機器を提供するのではなく、AEDの機器をレンタルにして、機器が使用可能な状態を維持するための消耗品の交換送付や、万一の盗難、破損、故障時の代替器の提供ができることです。
電極パットやバッテリーには使用期限が定められおり、定期的に交換する必要があります。一般的な買い取り方式ですと、交換時期に注文を忘れてしまう可能性がありますが、レンタル方式なら、交換時期になるとセコムから自動的に設置先へ消耗品が届けられるので安心です。
また、実際にAEDを使用した場合、電極パットとバッテリーは交換が必要となります。使用後にセコムまでご連絡をいただければ、ただちに補充品を送付します。
こうした維持管理サービスが組み込まれた質の高いサービスはご契約先から高い評価を受けています。そして、2010年11月には、さらなる維持管理サービスを追求し、AEDの日常管理をオンラインで自動化した「セコムAEDオンライン管理サービス」を発売。セキュリティシステムで培ったノウハウを生かし、AEDの機器異常や消耗品の使用期限、さらにAEDの持ち出しなどをオンラインで管理することで、AED設置先の管理負担を軽減する日本初の画期的なシステムです。
セコムでは今後も、AEDの普及に努め、救命の社会インフラを推進することで、社会に「安全・安心」を提供してきたいと考えています。
(参考)
・セコムAEDパッケージサービス
セコム株式会社
コーポレート広報部
セコムAEDパッケージサービス
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