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火を着けにくくなった使い捨てライター

 皆さんのお住まいにも、ひとつはあるのではないでしょうか。100円ショップなどでも売られている「使い捨てライター」のことです。筆者の家では、ロウソクに火を着けるために仏壇に置いてあります。
 この使い捨てライターは、着火操作があまりにも簡単で、小さなお子さんでも着けることができ、それが原因で火災に至るケースが多くなりました。それにともない、お子さんが着火できない機能(チャイルドレジスタンス機能)を備えていないものに対し、昨年12月に経済産業省が規制を始めました。その経過措置が終了して、昨日9月27日から安全基準を満たしていないものは販売できないことになりました。

ライターによる火災
 東京消防庁の調べによると、今年上半期の出火原因として多いものは、例によって放火(放火の疑いを含む)やたばこでした。これに対し、ライターによる出火はそこまで多いわけではありませんが、注目すべきは、ライターによる出火のうち、放置された電子ライターが引き戸や家具と壁の間に挟まれて誤ってスイッチが押されるなどして出火したものは41.5%にのぼるとのことです。
 また、1999年から2008年までの10年間で、12歳以下の子どもによるライターを使用した火遊びが原因で500件ほどの火災が起こっています。

面倒くささと安全
 今回の安全基準改訂によって、火を着けるのがちょっと面倒になります。今まで軽く押すことができたボタンが、お子さんの力では押せない程度に硬くなったり、押すだけの動作では作動せず、ワンアクション多くしたりして、お子さんが容易に着火できないようになりました。
 これにより、何かに挟まったとしても誤動作で着火する可能性は低くなったと思われます。前出の誤動作による出火も減少するはずです。このように、安全性と利便性は相対するものです。安全のためにも、多少の面倒くささは我慢していただきたいと思います。

ソフト的な対策も
 このような機能を加えることによるハード的な対策によって、事故を低減させることも大切ですが、お子さんが不用意にいじることができないように、親御さんがきちんとライターを管理していただくことといったソフト的な対策が、事故を起こさないためにはとても重要なことです。加えて、万が一の場合に被害を大きくさせないため、住宅用火災警報器や消火器を設置しておくなどの準備も大切になってきます。

(参考)
・データから読む「子供の火遊びの9割は使い捨てライター」

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