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被災地で活躍した1万2800人の警察官

 今週は東北各地で夏祭りが催され、一年の中でも最も“熱い”1週間となっています。筆者も、仙台市に住んでいた頃は、七夕まつりを見に行ったものです。東北各地は、東日本大震災で大きな被害を受けましたが、ここまで復興が進んだのも、自治体を初め、地域の方々、ボランティアなどのサポートがあったからではないでしょうか。

 表立って報道されることはないかもしれませんが、警察の活動も非常に大きいと思います。先日発表された、2011年版の警察白書では、「東日本大震災と警察活動」と題して、被災地の復旧・復興をバックアップした警察活動について紹介されています。今回は、その中にあるデータを見てみましょう。

1万2800人の体制
 今回の大震災は被災の規模が大きく、地元の警察官だけではとても対応しきれるものではなく、全国から警察官などが被災地に入りました。岩手県・宮城県・福島県の各県警の通常時の人数に比べ、1.6倍の1万2800人の体制で、生存者の救出・救助、被災者の避難誘導、道路の交通規制などとともに、被災地のパトロールなどの治安維持を行なったようです。また、パトカーなどの車両は、全国からおよそ1000台が派遣されました。

300人体制での原発周辺地域の治安維持
 福島第一原発の事故にともなう警戒区域や避難区域が設定されたことにより、この区域への立ち入りが制限されました。放射性物質が気になるエリアであるにも関わらず、検問を実施し、避難区域内の治安維持を行いました。しかし、警戒区域での侵入窃盗が増加し、6月からは300人体制でこの区域のパトロールを行なっています。

被災した交番・駐在所は233カ所
 東日本大震災が発生した3月11日14時46分、あの時にも多くの警察官が働いていました。そんな中で、亡くなった警察官は25人、行方不明の警察官が5人いるとのことです。また、被害のあった警察本部や警察署は65カ所、交番や駐在所は233カ所にのぼります。パトカーなどの車両は68台、船舶3隻、航空機2機が被害に遭いました。

 このように、警察も大きな被害を受けていました。しかしながら、地域の方々の安全・安心の確保に力を発揮していた様子が見られます。震災前の普通に生活していた状態に戻すことは難しい事ではありますが、一日でも早く復興が進むようにお祈りしたいと思います。セコムもその一端を担えるように日々活動していきたいと思います。

(参考)
人の目がなくなったとき泥棒は? (2011/6/22)

セコムIS研究所
セキュリティコンサルティンググループ
濱田宏彰

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