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住宅に関する侵入犯罪って何? (その1) 〜侵入窃盗〜

 先日、2010年の犯罪についてまとめた「平成22年の犯罪情勢」が警察庁から発表になりました。今回と次回のコラムは、この中から住宅に侵入される犯罪について見てみようと思います。

 住宅で起こる犯罪で真っ先に思い浮かぶのは住宅侵入盗、いわゆる泥棒です。昨年1年間に発生した住宅侵入盗は7万8592件です。犯罪件数がピークとなっていた2003年頃に比べると、11万件以上も減っています。

 ところで、泥棒はどこから入ってきたのでしょうか。皆さんが普段、出入りするのは玄関だと思いますが、泥棒が最もよく使う出入口は窓です。戸建ての場合は61%の泥棒が窓から侵入しています。4階建て以上のマンションの場合は55%、3階建て以下のマンションの場合は64%となっています。

 2009年の統計と比べると、戸建てもマンションも窓からの割合がわずかですが増えています。窓からの侵入を阻止するためにも、補助錠も組み合わせて、しっかりと施錠をしていただきたいと思います。

 次に、侵入の手口という観点で泥棒を見てみます。最近、多い手口は無施錠個所からの侵入です。以前は、「無施錠」は「ガラス破り」に次ぐ2位というのが定位置でした。
 ところが、戸建てを例に取ると、2009年、2010年は1位となっています。4階建て以上のマンションも1位と2位は、戸建ての順位と同じですが、3階建て以下のマンションでは、「ガラス破り」「無施錠」の順番になっています。

 もう少し細かく見てみましょう。右の図は、戸建てにおける、ガラス破り侵入はどこが多かったのか(上)、無施錠侵入はどこが多かったのか(下)を示したものです。ガラス破りで侵入された場所を見ると、やはり窓がほとんどです。
 一方、無施錠侵入の半分ほどは、窓となっています。統計上は表出入口となっている玄関は2番目となっています。マンションについても傾向は同じで、窓が大半を占めています。カギのかけ忘れというと玄関を思い浮かべそうですが、窓の方も忘れずに施錠していただきたいと思います。


セコムIS研究所
セキュリティコンサルティンググループ
濱田宏彰

無施錠侵入された場所別の割合  
無施錠侵入された場所別の割合
(警察庁)
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