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セコムは11月2日から、AED(自動体外式除細動器)の点検をオンラインで自動的に行う「セコムAEDオンライン管理サービス」を発売します。このサービスは、セコムがセキュリティシステムで培ったオンラインによる監視ノウハウを生かし、日本で初めて、AEDをオンラインで自動的に管理する画期的なシステムです。
2004年7月にAEDが一般市民でも使用できるようになってから、医療機関のみならず、駅、空港、学校などの公共施設を中心に、全国で約27万台と急速に普及してきました。しかし、AEDの点検漏れによる故障の未発見などで、救命現場でいざという時に使用できないというような事態が心配されます。
そこで、2009年4月、厚生労働省は各都道府県へ「AEDの適切な管理の実施について」を通達しました。この中でAED設置者が、毎日AEDインジケータの使用可能表示を目視で確認することと、AEDに付属の電極パッドとバッテリーの使用期限を把握し、使用期限前に新しいものと交換することが求められています。
このたびサービス提供を始める「セコムAEDオンライン管理サービス」は、AEDの機器異常や、消耗品の仕様期限が切れた場合、持ち出しなどをオンラインで管理できるものです。異常が確認された場合は、コントロールセンターに信号を送信。信号を受信したコントロールセンターは、速やかに異常の発生をご契約先に連絡します。
このように、セコムが24時間AEDの状態を管理することで、異常時にはより適切な対応ができるだけでなく、ご契約先での機器点検などの管理負担を軽減することもできます。
また、2004年9月に発売した「セコムAEDパッケージサービス」は、契約件数が約5万6千件(2010年10月25日現在)、またセコムのAEDを使用し約400名の尊い命を救うことができました。
この「セコムAEDパッケージサービス」に加えて、「セコムAEDオンライン管理サービス」のサービス開始により、より万全な状態でAEDを使用することができます。今後もセコムは、救命の社会インフラの整備を積極的に推進していきます。
セコム株式会社
コーポレート広報部
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