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猛暑日は熱中症に注意、その対策は

   いよいよ梅雨が明け、本格的な夏がやってきました。今年は冷夏という予報もありましたが、フタをあけてみれば、連日の猛暑日で暑いです。この時期になると増えてくるもの、それが熱中症です。ここへきて、報道などでも問題視されるようになってきました。

 熱中症は、見過ごしてしまうと死に至る可能性もあります。しかしながら、予防法を知っていれば防ぐこともできますし、応急処置の方法を知っていれば命を救うこともできるのです。皆さんもご存じの通り、人は気温に合わせて体温を変化させることはできません。発汗することで、その汗が蒸発するときの気化熱で体温を下げます。熱中症は、その時に体内の水分や塩分が失われ、体のバランスが崩れて発症するというメカニズムだそうです。この熱中症が、最近増えてきています。理由の一つに気温の上昇があります。

 東京では先週の21日、2年ぶりに気温が35度以上の猛暑日となりました。右の図は、2008年8月の最高気温と熱中症で搬送された人数の推移です。最高気温が35.3度となった2年前の猛暑日、8月8日の搬送者数はやはり多かったのです。また、15日や19日にも人数の山がありますが、最高気温が急に上昇した時に人数が増えていることがわかります。つまり、気温の急な変化に体が追いつけずに具合を悪くしてしまう方が増えるようです。熱中症は、ある程度予防することができます。いわゆる暑さに慣れるという単純なことが効くようです。エアコンの効いたところにずっといると、汗をかきにくくなり、いざ暑いところに出たときに汗をかくことができなくなってしまいます。普段から汗をかくくらいの運動習慣が、熱中症にならないための一つの対策かもしれません。

 また、高齢者も体温の調整機能が弱いために注意が必要です。炎天下でもない室内でも条件次第では熱中症になることがあります。高い湿度、弱い風といった、体の熱が逃げにくい条件の時に起こりやすくなります。めまいやだるさを感じる程度は初期症状ですが、頭痛や吐き気は注意信号です。さらに悪化すると命に関わる重大なことになります。すぐに誰かの助けを呼んでください。熱中症は、自動車のオーバーヒートのようなものです。暑すぎる空気ではエンジンを冷やすことはできません。ラジエターの冷却水がなかったり、空気を送るファンが壊れたりしたらエンジンは熱くなりすぎて止まってしまいます。人間の体も同様です。「涼しい空気」「発汗するための水分補給」「汗を蒸発させるための風」これらを揃えてオーバーヒートに備えましょう。

(参考)
「セコム・ホームセキュリティ」(救急通報機能、ライフ監視機能)

環境省熱中症予防情報サイト

セコムIS研究所
セキュリティコンサルティンググループ
濱田宏彰

認知件数推移(各年上半期)(警察庁) 2008年8月の
熱中症搬送患者数と最高気温の推移(東京消防庁)

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