６月29日（火）、セコムと、セコムの情報系のグループ会社であるセコムトラストシステムズ(株)は、「初動オペレーションサービス」と「セコム緊急連絡網サービス」を７月から販売開始することを発表しました。両サービスは、セコムトラストシステムズがセキュリティ事業で培ったセコムの緊急連絡の運用ノウハウを機能レンタル型サービスとして開発したものです。

　大規模災害に限らず、事故や情報漏えいなど事業の継続（ＢＣＰ）に影響しかねない重要事案の発生時には、迅速な対処が求められており、そのためには“事案発生の確実な把握”と“組織内でのスピーディな情報伝達”が必要です。これまで企業や教育機関などでは、緊急事態が発生したときには独自に作成した緊急連絡網をもとに、自社部門やコールセンターが窓口となり、連絡の伝達が行われていました。しかし、近年高まる個人情報や機密情報の保護という観点から、重要事案のより安全で確実な手段が求められていました。

　このたび、セコムとセコムトラストシステムズが発売する「初動オペレーションサービス」は、重要事案が発生した際に、社員や関係者からの連絡を24時間365日、セコムトラストシステムズの専門スタッフが受け付け、事案発生を迅速に通知するサービスです。重要事案発生時の連絡体制を確立することで、的確な初動の早期開始をサポートします。本サービスは、セコムがセキュリティ事業の中で実際に運用している緊急連絡体制のノウハウを機能レンタル型のサービスとしてご利用いただけるもので、企業や組織の危機管理体制の整備に幅広くご利用いただくことができます。

　また、大規模災害時に限らず、日常発生するさまざまな緊急連絡を携帯やパソコンから速やかに電子メールで一斉通知し、応答結果を集計画面で確認することでスピーディな情報伝達を実現する、「セコム緊急連絡網サービス」を同時発売します。本サービスは、すでに2100社、230万人（2010年3月現在）にご利用いただいている「セコム安否確認サービス」のノウハウを生かした機能レンタル型のサービスです。両サービスともに、セコムならではの「安全・安心」の危機管理サービスとして提供してまいります。

【サービス紹介ページ】
・重要事案発生時の初動対応を24時間365日支援 「初動オペレーションサービス」

・さまざまな組織の緊急連絡をトータルにサポート 「セコム緊急連絡網サービス」
　

セコム株式会社
コーポレート広報部