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自転車と歩行者の事故は年間3000件ほど

 買い物や通勤・通学に自転車を利用されている方も多いかと思います。しかし、自分が加害者になる可能性を考えて乗っている方は少ないのではないでしょうか。

 先日、警察庁から発表になった「平成21年中の交通事故の発生状況」によると、人対自転車の事故の件数は2934件と前年に比べてわずかながら減少しました。自転車同士の事故も対前年比で減少となりましたが、10年前に比べると依然として高い水準にあります。

 これまで、自転車事故の原因になりうる交通違反に関しては、ほとんど野放しといってもいい状態でしたが、2008年の道交法改正によって、街頭指導や取締りを実施することになりました。以前のコラム(2009年06月17日 10年で5倍に増えた歩行者と自転車の事故)でも書きましたが、自転車の通行区分が「原則車道、一部歩道も可」という非常にあいまいな状況になっていることも、自転車事故が減らない一つの理由といえます。

 車道の1車線を自転車専用にして、歩行者と自転車を分離するという自転車通行環境の整備を行ったという事例もありましたが、長さが数百メートルという社会実験のレベルで、根本解決にはまだまだ時間がかかりそうです。  そもそも、自転車に乗るときには運転に集中し、周囲に気を配りながら走るべきだと思います。数年前、夜間に無灯火でかつ携帯電話に気を取られていた女子高生の自転車が、前方を歩いていた女性にぶつかり、その女性が大きな後遺症を患いました。この女子高生に損害賠償として5000万円の支払いを命ずる判決が出たケースもあるのです。

 自転車は、自動車からみれば交通弱者かもしれませんが、歩行者からみれば立派な凶器です。歩行者に接触した場合には、大きな事故になる可能性があることをしっかりと認識すべきだと思います。万一に備えて、自転車保険や損害賠償保険に加入するなどの準備も大切です。自転車整備の証であるTSマークには損害賠償保険も付いています。自転車安全整備店で点検・整備を受けると張ってもらえます。

セコムIS研究所
セキュリティコンサルティンググループ
濱田宏彰

自転車事故の相手別件数の推移(警察庁)

自転車事故の相手別件数の推移
(警察庁)

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