マイボイス|よくあるご質問|セキュリティ(防犯・警備)は安心のSECOM - セコム株式会社

よくあるご質問

マイボイス

どのような仕組みで声を出すのですか?

肺から出る空気がのどの声帯を振動させて出る音の代わりに、電気的な振動音を使います。
この音が喉や口を通って共鳴をおこし声になります。

どのように使うのですか?

ボタンを押すとヘッド部分が振動して音を出します。この部分を喉の皮膚に当て、ボタンを押しながら、発声する時と同じ様に口を動かすことで声が出せます。
たとえば 「あ」の口の形を作ると、口から「あ」の音を出すことができます。

母音だけでなく子音も出せるのですか?

ほとんどの子音は舌や唇を使うので、喉頭や咽頭を摘出しても出すことができます。「は」「へ」「ほ」は喉頭で出す音なので、人工喉頭では明瞭に発声できませんが、多くの場合前後の文脈から聞き取ることができます。

喉頭摘出者だけが対象なのですか?

喉頭がんや、下咽頭がんの手術で喉頭を摘出された方が主な対象ですが、舌がんで舌をなくされた方や気管切開された方にもお使いいただいています。

どのような仕組みで抑揚がつくのですか?

日本語の特性に注目し、音の高さ(ピッチ)が最初に上がって次に下がるというパターンを採用しています。抑揚(上)ボタンを押すとピッチが約1秒間上がって(80Hz→100Hz)、その後下がって約1秒間(押し始めから2秒)で最初のピッチ(80Hz)に戻り、この後はゆっくり下がって行きます。ボタンを押した後概ね1秒~3秒で文節を区切ってボタンを離すことで自然な抑揚がつきます。

話している間、ずっとボタンを押しているのですか?

前項で説明しているように、ボタンを押してから充分時間が過ぎるとピッチは下がる一方となり、聞きずらくなってきますので、あまり長くならない所でボタンを離して文節を区切ります。

語尾などで声の高さを上げることもできるのですか?

マイボイスでは、上がって下がるという決まった抑揚パターンを採用しているため、好きなところで上げたり下げたりすることはできません。

なぜ抑揚付き発声とフラット(抑揚がつかない)発声を使い分けるようになっているのですか?

慣れれば抑揚ボタンを使うことで自然な発声を行えるようになりますが、最初は、一音一音区切りながらはっきり発声することから練習を始めます。この段階では、抑揚が無いフラットな発声の方が練習しやすいため、フラットボタンもつけてあります。

抑揚付き発声ができるメリットは何ですか?

抑揚がつかない人工喉頭の場合、お経を読むような不自然な感じに聞こえますが、抑揚がついていると初めて聞く人でも違和感が少なくなります。抑揚がつかない声は長く聞いていると疲れてしまい、次第に聞き取りにくくなるとも言われていますが、抑揚がつくことで聞き取りやすさが保たれます。また、電話で話す際に聞き取りやすいというご評価もいただいています。

日本語以外の言語でも使えますか?

マイボイスの特徴である抑揚付き発声は、日本語特有の抑揚をうまく表現できるように設計されています。マイボイスの抑揚付き発声で他の言語を話す場合、その言語特有の抑揚に、必ずしもうまく合わない可能性があります。抑揚がつかないフラット発声を使えばそうした問題はありません。

音の高低を切り替えることはできますか?

スイッチなどで高低を切り替えることはできませんが、注文時に高音タイプをご指定いただくことができます。(お試しでも確認できます)

高音タイプの用途は?

女性や、もともとの声が高い方に使っていただくためにご用意しています。通常タイプは、中高年の男性の声に近い発声ができるようになっていますが、高音タイプはそれより高い音が出ます。

音量調整はできますか?

ダイヤルで無段階に音量を調整することができます。

心臓ペースメーカーへの影響はありますか?

磁石を使用していますので、磁気の影響を受ける心臓ペースメーカーからは2センチ以上離してお使いください。

外出先などで電池がなくなった場合は使えなくなりますか?

電池切れの場合は使えなくなりますが、汎用の006Pタイプの電池(充電式)を採用しておりますので、コンビニや電気店などで販売されている同タイプの乾電池を使用できます。なお、付属の充電式電池は満充電で1~2時間、乾電池は5時間程度使用できます。

上に比べて下の方が細くなっているようですが?

長時間握って使用するものですから、握りやすさも重要なポイントとなります。マイボイスは人間工学的見地から、薬指、小指で握る下部を細くしていることから、握りやすい、持ちやすいというご評価をいただいています。

食道発声ができれば人工喉頭は必要ないのですか?

喉頭を摘出された方がまず目指されるのは、食道に空気を取り込みげっぷを出す原理で発声を行う食道発声です。ただ、手術の方法や範囲などで食道発声が難しい方、習得に長い期間を要する方は、人工喉頭をお使いになります。また、食道発声ができるようになっても、体調が悪い時や緊張した場面などではできなくなる場合もあり、安心のためにお求め頂く方もいらっしゃいます。

公的助成を受ける場合でも自己負担はあるのですか?

人工喉頭は、身体障害者向けの日常生活用具として指定されていますので、市町村から原則的に助成を受けられます。市町村が9割を助成、本人負担は1割というところが多いようですが、詳しくは市町村の福祉窓口にお問合せください。

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