報道資料 2016年1月14日
セコム株式会社

接近してくるドローンを検知
「セコム・ドローン検知システム」を発売
早期の侵入検知で迅速な対応を支援

セコム株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:伊藤 博)は、重要施設等に侵入したドローンを検知する新システム「セコム・ドローン検知システム」を販売開始します。「セコム・ドローン検知システム」は、セコムが長年培ってきた画像技術やセンシング技術を用い、複数の検知方法で24時間365日切れ目なく、侵入したドローンの迅速かつ正確な検知を実現します。

近年、ドローンは航空撮影や災害時の調査、物資の配送などさまざまな分野での活用が期待されています。一方、各種施設や、多くの人が集まるイベント会場などでの落下事故等も発生しており、今後、ドローンを悪用した犯罪の危険性も懸念されています。

このような事態に対応するため、セコムでは、重要施設等に侵入したドローンを自動的に検知し、リアルタイムにカメラで追跡、異常を通知する「セコム・ドローン検知システム」のサービスを開始します。

本システムは、カメラ等を搭載可能な一般的に普及しているドローン(※)が、監視対象の半径100メートル以内の距離に接近してきた際、レーダーで自動的に検知して侵入と判断し、監視卓に飛行物体の方向と距離を表示。同時に、3D指向性マイクがレーダーで検知した方向の音を集音するとともに、レーダーに連動した近赤外照明付高速パンチルトズームカメラが飛行物体を自動で追跡し、ライブ映像を監視卓に表示します。監視者はレーダー検知、音、カメラ画像により、より早く正確にドローンの飛来を知ることができます。
※直径約50cm以上のドローン

「セコム・ドローン検知システム」は、侵入してきたドローンを早期に発見し、早期対処を支援するサービスです。特に、重要施設や大規模なイベントを開催する競技場等におけるセキュリティ対策として活用していただけるものです。これからもセコムは、独自の技術力や開発力を活かした画期的なサービス・システムを創出しつづけることで、「安全・安心」な世の中の実現に貢献していきたいと考えております。

■「セコム・ドローン検知システム」使用機器

レーダー

レーダー
サイズ:幅480mm×奥行325mm×高さ341.5mm

3D指向性マイク

3D指向性マイク
サイズ:φ550mm×高さ225mm

近赤外照明付高速パンチルトズームカメラ

近赤外照明付高速パンチルトズームカメラ
サイズ:幅724mm×奥行478mm×高さ440mm

■「セコム・ドローン検知システム」の利用イメージ

「セコム・ドローン検知システム」の利用イメージ

■監視卓の映像

監視卓の映像

■価格

1システム※ 4,000万円(税別)~(工事料金、保守料金は別途。設置場所等に応じて個別見積)
※レーダー、3D指向性マイク、近赤外照明付高速パンチルトズームカメラ、監視卓の標準プラン
イベント等での短期利用は個別見積

■問い合わせ先

本件に関するお問い合せは、下記までお願いいたします。
セコム株式会社 コーポレート広報部 安田、竹内 TEL:03-5775-8210

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