報道資料 2015年8月25日
セコム株式会社

お客様のマイナンバー取扱環境の安全強化
セキュリティキャビネット「セサモCABI」
鍵管理ボックス「セサモKBX」を発売

マイナンバーなどが付記された書類をトータルに安全管理

セコム株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:伊藤 博)は、お客様のマイナンバーの取扱環境において、書類などをトータルかつ厳重・スマートに管理するためのセキュリティキャビネット「セサモCABI(キャビ)」、鍵管理ボックス「セサモKBX(ケービーエックス)」を8月より販売開始します。

マイナンバー制度の施行により、ほぼすべての民間事業者は2016年1月から社会保険や税分野で使用するために、社員や関係者のマイナンバーを管理することとなります。個人情報保護法においては小規模な事業者は義務の対象外ですが、秘匿性の高い情報であるマイナンバーは「特定個人情報」とされており、規模に関わらずすべての事業者が情報の保護措置を講じることが義務付けられており、それを取り扱う従業員の意識向上も求められています。

セコムでは、5月に「セコムあんしんマイナンバーサービス」を販売開始し、社員等のマイナンバーのデータを安全に収集・保管する機能と、収集したマイナンバーを必要な時に安全に利用する機能を一体で提供するサービスを販売開始しています。
 これに加え、マイナンバー制度においては、企業に対して、これらの特定個人情報を扱うエリアに、物理的安全管理措置を行うことが求められています。
 これらに対応するために、セコムでは、人の出入りをしっかり管理するための指静脈認証システム「セサモIDf」を発売し、入退室の安全管理に対応しています。

「セサモCABI」は、セコムのオンライン・セキュリティシステムや出入管理システムと共通の非接触ICカードでキャビネットのアクセス管理を行い、キャビネットの扉や引き出しごとに解錠資格を設定することが可能なため、マイナンバーなどの付記された書類等の厳密な管理が可能となります。
 また、社員証などの非接触ICカードで厳格に管理することで、従業員に「特定個人情報」に対する意識向上をはかることが可能となります。
 さらに、すでに鍵付きのキャビネットを導入済みのお客様に対しては、「セサモKBX」により、キャビネットの鍵を収容して管理することで、「セサモCABI」同様のアクセス管理が可能となります。

マイナンバーは将来的に適用範囲が拡張され行政サービスだけでなく、社会の利便性を高める様々な分野で広く使用が見込まれます。セコムは、物理的セキュリティと情報セキュリティのノウハウを結集し、安全なマイナンバーの取扱環境をトータルに提供してまいります。

■セキュリティキャビネット「セサモCABI」

セコムのオンライン・セキュリティシステムや出入管理システムで使用する共通の非接触ICカードで、アクセス管理が可能なセキュリティキャビネットです。重要な書類などを厳重に管理することが可能です。

写真:「セサモCABI」

<特長>

(1) さまざまな非接触ICカードに対応
マルチカードフォーマットに対応しているので、セコムワイヤレスICカードTypeA、MIFARE、eLWISE、FeliCaに対応可能です。
(2) 最大50台までキャビネットを接続
小規模から大規模まで、多様なニーズに対応できます。
(3) セコムのオンライン・セキュリティシステムとの連携が可能
セコムにて、キャビネットの異常開放を監視できます。
(4) パソコンを使用して一元管理
パソコンとLANを使用してキャビネットを接続することで、資格設定・履歴などの確認ができます。

<料金体系>

タイプ 料金(税別) 備考
本体(ICカードリーダー有り) 584,000円〜651,000円 本体含めて10扉まで
ICカード無しに対応可能
増設(ICカードリーダー無し) 274,400円〜345,000円

■鍵管理ボックス「セサモKBX」

セコムのオンライン・セキュリティシステムや出入管理システムで使用する共通の非接触ICカードで、アクセス管理が可能な鍵管理ボックスです。鍵の貸出、返却の管理が可能です。

写真:「セサモKBX」

<特長>

(1) さまざまなICカードに対応
マルチカードフォーマットに対応しているので、セコムワイヤレスICカードTypeA、MIFARE、eLWISE、FeliCaに対応可能です。
(2) 本体1台につき増設部を5台まで追加でき、最大50台(6000鍵)まで接続が可能
本体1台で、20鍵の管理が可能で120鍵まで増設が可能です。
最大50台接続したとき、6000鍵の管理が可能で、小規模から大規模まで多様なニーズに対応できます。
(3) 鍵管理ボックスの持ち運びが可能
本体1台の場合は、鍵管理ボックスを持ち運ぶことも可能となり、夜間に金庫室などに保管しておくような運用も可能となります。
(4) セコムのオンライン・セキュリティシステムとの連携が可能
セコムにて、鍵管理ボックスの異常開放を監視できます。
(5) パソコンを使用して一元管理
パソコンとLANを使用して鍵管理ボックスを接続することで、鍵の貸出・返却の履歴管理ができます。

<料金体系>

タイプ 料金(税別) 備考
本体 414,800円
増設 283,800円 本体1台につき5台まで

■問い合わせ先

本報道に関するお問い合わせは、下記までお願いいたします。
セコム株式会社 コーポレート広報部 安田、梶谷 TEL:03-5775-8210

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