ニュースレター 2015年4月3日
セコム株式会社

事業を通じ、環境課題解決に努める
セコムグループの環境課題への取り組みについて

セコム株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:伊藤 博)は、経済面、社会面、環境面の活動を通じて「企業と社会が共に持続的に発展することが重要である」という考え方を根底におき、創業以来、事業を通じて社会・環境課題の解決に努めてきました。

そのため、地球環境保全を含めたCSR(企業の社会的責任)については、セコムグループ全体で日々実践すべき重要な経営課題として各種施策を実施するほか、セコムグループの全組織・社員一人ひとりに考えを浸透させ、日々その実践に取り組んでいます。近年では、地球環境保全に関する取り組みの成果や情報開示の姿勢などが評価され、各種顕彰をいただいています。

このたび、セコムの地球環境保全への取り組みの歴史と現在の取り組み・成果について、報道関係の皆様へ参考資料として簡潔にまとめさせていただきました。ご査収いただき、今後の取材の参考にしていただければ幸甚です。

目次
セコムグループの環境課題への取り組みの歴史
「CSRレポート2014」が環境コミュニケーション大賞「環境報告優秀賞」を受賞
業務用車両約5000台の環境対策車化を達成「平成26年度地球温暖化防止活動環境大臣表彰」を受賞
日本版スチュワードシップ・コードに賛同
事業・サービスとしてのセコムグループの環境課題への取り組み

■セコムグループの環境課題への取り組みの歴史

セコムは「社業を通じ、社会に貢献する」という企業理念に基づき、セコムが目指す安全で快適な暮らしの基盤が地球環境の保全であるという認識のもと、あらゆる事業活動において地球環境保全に配慮した行動をとっています。

1962年、セコムが日本で初めて開始したセキュリティ事業は、社会に「安全・安心」を提供するだけではなく、盗難や火災による資源損失を未然に防止する、環境貢献度が高い事業です。

その中でも、主力サービスであるオンライン・セキュリティシステムは、セキュリティ機器をレンタル方式でお客様に提供することを基本とし、機器の開発・製造から取り付け・運用、回収・廃棄までのすべてをセコムグループ内で一元的に行うことで、「資源循環型・低炭素型」のビジネスモデルを実現しています。

2000年には、環境課題への対応を企画・推進・統轄する「環境マネジメント推進室(現在は「社会・環境推進部」に改称)」を発足。2005年には環境基本方針・環境基本理念を定めました。

この環境基本方針・環境基本理念に基づき、セコムグループ各会社が環境保全に役立つ様々なサービス・商品を提供するほか、事業活動におけるエネルギー使用の削減に取り組み、CO排出量抑制を図っています。その結果、2013年度のCO排出量を対2007年度比で13.5%削減することができました。

■「CSRレポート2014」が環境コミュニケーション大賞「環境報告優秀賞」を受賞

セコムのCSR(企業の社会的責任)への基本的考え方や取り組みの概要、重点トピックスをまとめた「CSRレポート2014」が、環境省と財団法人地球・人間環境フォーラムが主催する「第18回環境コミュニケーション大賞」の環境報告書部門において「環境報告優秀賞(地球・人間環境フォーラム理事長賞)」を受賞しました。

「環境コミュニケーション大賞」は、優れた環境報告書などを表彰することにより、企業の環境コミュニケーションへの取り組みを促進するとともに、情報開示の質の向上を図ることを目的にした表彰制度です。

 今回の審査では、セコムの環境に配慮した「資源循環型・低炭素型」のビジネスモデルや「セコムの環境保全活動」の実績に加え、CSRへの取り組みについて分かりやすくまとまった報告書であることが評価されました。


「CSRレポート2014」の概要

セコムは、CSR(企業の社会的責任)の取り組みや、「社業を通じ、社会に貢献する」というセコムの企業理念の実践・進捗状況など、ステークホルダーの皆様に対する情報開示に努めています。

2009年から環境に対する責任と取り組みを「環境報告書」としてまとめてきましたが、2013年からは、組織統治、消費者課題、人権、労働慣行などの社会性報告も含め、すべてのステークホルダーの皆様に向けた「CSRレポート」としてご報告しています。

セコムの「CSRレポート2014」ではCSRの取り組みを、事業を通じて社会課題の解決を図る「戦略的CSR」と、社会から信頼される企業として取り組む「基盤的CSR」に整理しています。

「戦略的CSR」では、セコムの競争力の源泉である「技術力」「人財」「オペレーション体制」と、事業インフラの中枢拠点である「データセンター」を基盤とするビッグデータを有効活用して、「セキュリティ」「超高齢社会」「災害・BCP・環境」の3つの分野を切り口に“ALL SECOM”でさまざまな社会課題の解決に取り組んでいる事例を紹介しています。

また「基盤的CSR」では、組織統治、消費者課題、環境、人権、労働慣行、社会貢献などを活動報告としてまとめ、社会的責任として企業に求められる諸経営基盤の確立に努めていることを紹介しています。 「CSRレポート2014」は、セコムのウェブサイトでPDF版を公開しているほか、より詳細な内容を掲載したウェブページ「CSRの取り組み」も公開しています。

「CSRレポート2014」(PDF版)
http://www.secom.co.jp/corporate/csr/report/download.html

「CSRの取り組み」(ウェブサイト)
http://www.secom.co.jp/corporate/csr/report/


■業務用車両約5000台の環境対策車化を達成「平成26年度地球温暖化防止活動環境大臣表彰」を受賞

セコムでは、セキュリティ事業で使用しているほぼすべての業務用車両を環境対策車(※1)化しました。
 また、省エネと安全運転を推進する「エコ安全ドライブ」などにも取り組み、エネルギー使用を大幅に削減。
 これらの取り組みと成果が評価されて、環境省が実施する「平成26年度地球温暖化防止活動環境大臣表彰(対策活動実践・普及部門)」を受賞しました。

セコムでは、ご契約先で発生した異常発生時の緊急対処をはじめ、現金護送、技術・工事対応、営業活動などさまざまな場面で車両を使用しています。車両燃料によるCOの排出量は、セキュリティ事業全体のCO排出量の約50%を占めています。そこで、2008年からすべての業務用車両を環境対策車にすることを目指し取り組んできました。

 その結果、2014年3月末現在、全車両約5000台の99.5%がハイブリッド車・電気自動車を含む環境対策車となり、CO排出量を2008年度比11.1%削減することができました。また、健康被害の原因となるNOx(窒素酸化物)は2009年度比53.7%、PM(粒子状物質)は74.0%削減しました。

 今後も、コスト面と環境面のバランスを取りながら計画的により低燃費かつ低排出ガスな環境性能に優れた車両に切り替えていくこととし、「2020年までに、セコムグループのすべての4輪車両を『低燃費車(※2)』にする」という新たな目標を立て、セコムグループ全体でCOの削減に取り組んでいます。

※1:セコムの「環境対策車」・・・国が策定した「低公害車開発普及アクションプラン」に該当する低公害車のうち、実用段階にある低公害車および同等の性能を有した車両のこと

※2:セコムの「低燃費車」・・・「平成32年度燃費基準」「平成27年度燃費基準」「平成22年度燃費基準+25%」以上のいずれかと、「平成17年排出ガス基準-75%」を達成した車両など

■セコム企業年金基金が「日本版スチュワードシップ・コード」に賛同

セコムとそのグループ企業が加入しているセコム企業年金基金は、2014年2月、金融庁が策定した機関投資家向けのガイドライン「日本版スチュワードシップ・コード」に日本で最も早く賛同し、取り組むことを表明しました。

「日本版スチュワードシップ・コード」は、イギリスで機関投資家向けに定められた規範「スチュワードシップ・コード」を参考に、金融庁が『責任ある機関投資家の諸原則』として発表したものです。機関投資家が、投資先企業の持続的成長に貢献するよう、その事業内容やコーポレート・ガバナンス(企業統治)に関する対話を適切に行うことなどを求めています。

「日本版スチュワードシップ・コード」に賛同した機関投資家は、明確な方針を策定し、公表しますが、セコム企業年金基金は「ESG投資」へ積極的に取り組むことを表明しています。「ESG投資」とは、「ESG(※)」への取り組みに対する評価が高い企業に投資を行うことで、企業・社会の持続的な成長に欠くことのできないものとして、近年、世界の機関投資家から注目を集めています。

セコム企業年金基金は、2011年から「ESG投資」を行って安定した資金を投資先企業に供給してきましたが、今後も「日本版スチュワードシップ・コード」の実践に取り組んで、責任ある投資家としての責務を果たし、経済全体の健全な発展の促進に貢献していきます。

「日本版スチュワードシップ・コード」受入表明
http://www.secom.co.jp/corporate/csr/stewardshipcode.html

※環境(Environment)、社会(Society)、企業統治(Governance)の英語の頭文字を取ったもので、企業が事業活動をするにあたって社会的な責任を果たすことが求められている社会的な課題

■事業・サービスとしてのセコムグループの環境課題への取り組み

セコムグループでは、事業会社が環境保全に役立つ様々なサービスや商品を提供しています。セキュリティ事業では、オンライン・セキュリティシステムそのものが「資源循環型・低炭素型」のビジネスモデルを実現していますが、特に安全管理・設備自動制御システム「セコムFX」は、さまざまな施設やオフィスの設備制御、店舗の自動運営などをサポートし、省エネや省力化、サービス向上に貢献するシステムです。

 セコムグループで情報通信事業を担うセコムトラストシステムズ(株)が提供する「セコム・あんしんエコ文書サービス」は、給与明細や源泉徴収票などを電子化し、そのデータをセコムのデータセンターで安全にお預かりするサービスです。紙文書を電子化するこのサービスを利用することで、情報セキュリティと業務効率の大幅な向上と同時にペーパーレス化による省資源を図ることができます。

 また、防災事業を担う能美防災(株)は、微細な霧を噴射して周辺を冷却するシステム「ドライミスト®」を提供しています。気温、湿度、風などの気象条件に応じた自動運転により電気や水の使用を極力抑えて運転できるため、節電効果が期待できます。現在では、全国の駅やビル、空港、高速道路サービスエリア(パーキングエリア)などに設置されています。



<本件に関するお問い合せは、下記までお願いいたします。>

セコム株式会社 コーポレート広報部堀越 TEL:03-5775-8210


セコムホームページトップに戻る