報道資料 2013年10月23日
セコム株式会社
セコム医療システム株式会社
株式会社荒井商店

セコム初の高齢者向け複合施設
「セコムカレアあざみ野」をオープン
サービス付き高齢者向け住宅、デイサービス、地域交流スペースを一体的に提供
超高齢社会の地域拠点を目指す

セコム株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:前田修司)は、グループ会社でメディカル事業を担うセコム医療システム株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:布施達朗)、不動産事業を担う株式会社荒井商店(本社:東京都渋谷区、社長:関谷聡)と協同で、サービス付き高齢者向け住宅やデイサービス、地域交流スペースなどが一体となった新しいコンセプトの高齢者向け複合施設「セコムカレアあざみ野」を竣工、11月1日からサービスを開始します。

総務省の推計によると、日本の65歳以上の人口は2013年9月15日の時点で3,186万人となりました。総人口に占める割合(高齢化率)も25.0%と世界で最も高く、超高齢社会となっています。今後も高齢化はさらに進むことが予想されており、介護・福祉施設の重要性はますます高まっています。また、高齢者自身が長い人生をより活き活きと過ごすためのサポートや、地域との連携、交流についても、さらなる拡充が求められています。

「セコムカレアあざみ野」は、セコム医療システム(株)が運営する通所介護サービス(デイサービス)を提供する「セコムシニア倶楽部あざみ野」、(株)荒井商店が運営するサービス付き高齢者向け住宅「リーフエスコートあざみ野」、そして地域交流スペース「カレア」などが一体となった、高齢者のための住まいとサービスの複合施設です。このような、通所介護サービス、サービス付き高齢者向け住宅、健康・予防に関するイベントやセミナーを行うことができる地域交流スペースが一体となり、さらに地域と連携しながら高齢者を見守る施設は横浜市青葉区で初めての取り組みとなります。

「セコムカレアあざみ野」は、将来的にセコムの訪問看護や訪問介護ステーションも開設する予定であり、セコムグループのセキュリティとメディカルで培った経験とノウハウを結集した、超高齢社会の地域拠点を目指していきます。

■「セコムカレアあざみ野」の特長

1. セコムグループ初となる高齢者向け複合施設

「セコムカレアあざみ野」は加齢とともに変化する高齢者に柔軟な対応ができる以下の施設を兼ね備えています。セコムグループ初となる、高齢者向け複合施設です。
 また、超高齢社会に求められる地域医療連携には、医療関係者や医療機関との連携だけでなく、地域との連携も不可欠です。「セコムカレアあざみ野」は横浜市青葉区と連携することで、高齢者を支える地域の拠点となるよう取り組んでいきます。

(1)サービス付き高齢者向け住宅「リーフエスコートあざみ野」(1〜3階)

60歳以上の自立生活が可能な方、および要介護認定を受けている方を対象とした住宅。全36室(33.15m2〜)。

(2)デイサービス「セコムシニア倶楽部あざみ野」(地階)

セコム医療システム(株)が運営する通所介護サービス「セコムシニア倶楽部」シリーズの5カ所目の施設としてオープン。“充実の大人時間”をコンセプトに運営。

(3)地域交流スペース「カレア」(地階)

地階に開設された地域交流スペース。地域交流イベント、セミナーなどを開催し、ご入居者だけでなく地域住民の方々が集い、相互に交流できるスペースとしていきます。また、横浜市青葉区や大場地域ケアプラザの支援を受けながら、横浜市の介護予防事業の一環である「元気づくりステーション」として、介護予防体操の定期的な開催などを予定しています。地域交流スペースとして、積極的に地域住民の方々の介護予防や健康づくりの活動を行っていきます。

(4)レストラン「カレア」(地階)

栄養士の指導をもとに、栄養バランスと美味しさにこだわった“おいしい食事”を提供します。サービス付き高齢者向け住宅のご入居者だけでなく、近隣の方々にもご利用いただけます。

「リーフエスコートあざみ野」で暮らしながら介護が必要になったときには、「セコムシニア倶楽部あざみ野」でデイサービスを受けていただくことが可能です。また、「カレア」で開催されるイベントに参加することで、地域交流やつながりを保った生活を送っていただくことができます。

2. セコムグループの総力を結集したサービス付き高齢者向け住宅を実現

「リーフエスコートあざみ野」では、セコムグループが培ってきたセキュリティ事業とメディカル事業のノウハウを活かした「安全・安心」の住まいを実現しています。サービス付き高齢者向け住宅「リーフエスコートあざみ野」には、次のシステムやサービスを標準導入し、24時間365日、ご入居者を見守ります。

(1)高齢者救急時対応サービス「セコム・マイドクタープラス」

セコムグループが運営するサービス付き高齢者向け住宅では初導入。施設内はもとより、屋外でもご利用いただけるサービスで、救急時や体調に異変を感じた際に、専用端末からセコムに通報。必要に応じてセコムが119番通報したり、ご要請に応じて転倒対応の訓練を受けたセコムの緊急対処員が駆けつけます。また、ご利用者の救急情報をお預かりし、救急隊員や医療機関からの要請があれば、速やかに救急情報の伝達に努めます。

(2)ライフ監視機能

各住戸内の生活動線上にセンサーを設置し、一定時間以上、動きの確認ができない場合、セコムに通報します。必要に応じてセコムの緊急対処員が駆けつけます。

(3)救急通報システム「マイドクター」

急な発病やケガの際、軽く握るだけで救急信号をセコムに通報します。必要に応じてセコムの緊急対処員が駆けつけます。

(4)セコムの看護師による電話健康相談

24時間365日、セコムナースセンターに常駐するセコムの看護師に電話健康相談を行うことができます。

(5)生活支援サービス「セコム・ホームサービス」※有料

ご入居者専用の生活支援サービスで、簡単な部屋の掃除、食事の後片付け、洗濯物干しなどを行う「スマイルクルーのお手伝い ライト」をご用意。ご入居者のニーズに合わせた生活支援を行います。

そのほか、セコムの提携病院である医療法人社団三喜会の横浜新緑総合病院および新緑ホームケアクリニック藤が丘と連携します。

■ 「セコムカレアあざみ野」概要

事業主体 「リーフエスコートあざみ野」:(株)荒井商店
「セコムシニア倶楽部あざみ野」:セコム医療システム(株)
地域交流スペース「カレア」:(株)荒井商店
レストラン「カレア」:レスポ・インターナショナル(株)
所在地 横浜市青葉区あざみ野2-14-7(住居表示)
敷地面積 2783.06m2
建設延床面積 2967.58m2
建物概要 鉄筋コンクリート造/地階、地上3階
開設 2013年11月1日
サービス付き高齢者向け住宅
(リーフエスコートあざみ野)
居室数:36室
居室面積:33.15〜64.00m2
全室個室、キッチン・トイレ・浴室・洗面台・クローゼット・エアコン・緊急通報装置を設置
*サービス付き高齢者向け住宅、10月中登録予定

写真:「セコムカレアあざみ野」の外観 「セコムカレアあざみ野」の外観

<参考>

セコムグループのメディカル事業は、セコム医療システム(株)を中心に、医療、介護・福祉、健康・予防の分野でトータルなメディカルサービスを提供しています。
 医療分野では訪問看護と薬剤提供を柱とした在宅医療サービスや提携病院やクリニックの運営支援、遠隔画像診断支援サービス、電子カルテを提供。介護・福祉分野では訪問介護と通所介護サービスの提供、シニアレジデンスと介護付有料老人ホームの運営。そして健康・予防分野では、会員制健康クラブや電話健康相談サービス、予防医療サービス、オリジナル健康食品の販売を行っています。

● セコムグループのメディカル事業の歩み

1991年6月日本初の本格的な「在宅医療サービス」を開始。
1994年4月日本初の遠隔画像診断支援サービス「ホスピネット」を開始。
1994年11月身体介護と生活援助などの「訪問介護サービス」を開始。
1996年7月東京・成城のシニアレジデンス「サクラビア成城」の運営を開始。
1999年12月医療保険適用の「訪問看護ステーション」を開設。
2002年3月セコム医療システム株式会社を設立。
2004年5月横浜市青葉区に「セコムシニア倶楽部たまプラーザ」を開設。
2004年 9月「セコムAEDパッケージサービス」を発売。
2006年10月横浜市青葉区にシニアレジデンス「コンフォートガーデンあざみ野」を開設。
2009年6月神戸市灘区にシニアレジデンス「コンフォートヒルズ六甲」を開設。
2010年9月横浜市都筑区に「セコムシニア倶楽部港北」を開設。


<本報道に関するお問い合せは、下記までお願いいたします。>
セコム株式会社 コーポレート広報部 齋藤・堀越  TEL:03-5775-8210




セコムホームページトップに戻る