2009年2月12日
セコム株式会社
わが国で初めてATM前の不審な人の行動を自動認識し注意喚起する
「振り込め詐欺防止システム」を発売
 セコム株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:原口兼正、資本金:663億円)は、社会問題化している振り込め詐欺被害の防止のため、「振り込め詐欺防止システム」を開発、発売いたします。

 振り込め詐欺は、近時では手口が巧妙化するなど、依然として全国的に振り込め詐欺が発生する中、さらなる振り込め詐欺防止への取り組み強化策として、「振り込め詐欺防止システム」を開発しました。このシステムは、わが国で初めて、ATMの前での不審な人の行動を画像と音声で自動認識するとともに、注意ガイダンスを音声で現場に流し、振り込め詐欺を防止します。

 このたび、明日(2月13日)より岡山県岡山市に本店のある株式会社中国銀行様が第一号のご契約をいただき運用を開始いたしますが、今後、全国の金融機関にご提案し、積極的に販売を行っていきます。

【システムの概要】
ATMコーナーにおいてお客様が携帯電話を使用しながらATMの操作を行われた場合、振り込め詐欺の被害にあわれている可能性があるとして、このシステムが判断し自動音声で注意を促します。
同時に、セコム画像センターに該当のATMコーナーの画像・音声を送信し、セコム画像センターからお客様に、直接ATMに設置しているマイク(インターホンではありません)を通じ、注意喚起を行うこともできます。
意図的に顔を隠したATMで利用者(不審者)への注意喚起を行うこともできます。

【システム図】
「振り込め詐欺防止システム」システム図
(報道関係のお問い合わせ先)
セコム株式会社 コーポレート広報部安田 稔TEL:03-5775-8210