2003年10月23日
セコム株式会社
わが国初の「顔検知機能」内蔵した強盗対策に有効なインターホンシステム
「セキュリフェースインターホン」を発売
 セコム株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:木村昌平、資本金:663億円)は、わが国初の「顔検知機能」を搭載したカラーテレビインターホンシステムと、セコムの家庭用監視カメラ「セコム・ホームカメラシステム」を一体化することで、通知、監視、記録、制御などの機能を全て包含したトータル画像監視システム「セキュリフェースインターホン」を開発し、11月1日から販売を開始します。

 近年、犯罪件数と凶悪犯罪は増加の一途をたどっており、住宅への侵入犯罪においても、従来の単なる空き巣被害にとどまらず、空き巣が 居直り強盗化したり、在宅・就寝時を狙った強盗侵入、さらにはそれらが殺傷事件に至るケースも発生しています。なかでも、在宅時に宅配業者を装ったり、 チャイムを鳴らして誰も映っていないと、つい気になって玄関を開けてしまう人間心理をついた押し込み強盗などの被害が増えるなど、日常生活でも十分な警戒 が必要になっています。

 セコムでは、このような近年の犯罪状況の変化に対応し、在宅時の安全強化策として、これまでもセコム独自仕様の防犯合わせガラスに専 用ガラスセンサーを一体化させた、わが国初の防犯ガラス「SECOMあんしんガラス」などのさまざまなサービス・商品をいち早く開発してきました。このた び、在宅時の安全・安心のさらなる向上を図るため、押し込み強盗などの犯罪を防止する画期的なシステムとして、わが国初の「顔検知機能」を内蔵したカラー テレビインターホンシステムと、家庭用監視カメラ「セコム・ホームカメラシステム」を一体化したトータル画像監視システム「セキュリフェースインターホ ン」を開発し、11月1日から販売を開始するものです。

 この「セキュリフェースインターホン」は、カメラに人の顔が映っているかどうかを自動的に判別できる、セコム独自の「顔検知機能」を 搭載しているため、賊が意図的に姿を隠してボタンを押したような場合には、親機のチャイム が鳴らないように設定されています。加えて、カラーテレビインターホン親機と「ホームカメラシステム」のホームモニターを一体化し、センサーライトカメラ やスポットライトカメラの映像を、カラーテレビインターホン親機で確認(動画)・記録(静止画)できるようにしたことから、玄関を含む屋外外周の画像監視 も可能にしたトータル画像監視システムとなっています。

 このたび開発した「セキュリフェースインターホン」は、わが国初の「顔検知機能」により、押し込み強盗などの犯罪を未然に防止するの に有効なシステムとして、「セコム・ホームセキュリティ」のご契約先や一般家庭の在宅時の安全強化対策としてだけでなく、金融機関店舗用、医療機関の夜間 受付などの安全対策としても、積極的に販売していきます。
「セキュリフェースインターホン」の特長は、以下のとおりです。
1. カラーテレビインターホン親機と「ホームカメラシステム」のホームモニターを一体化することで、インターホン機能に加えセンサーライトカメラやスポットライトカメラの映像をカラーインターホン親機で確認・記録(静止画)できる。そのため、あとから不審者の来訪を確認することも可能。
2. すでにインターホンを使用している場合は、既存インターホンは不要となるが、配線はそのままで流用できるので乗せ替えも容易。
3. インターホン親機は3台まで設置でき、複数の場所から映像監視が可能。また子機も2台まで、センサーライトカメラとスポットライトカメラを合わせて最大3台まで接続できるため、玄関と勝手口などシステム拡張も可能。
4. インターホン親機はカラー液晶化され、さらにハンズフリー通話が可能。
5. 現行の「セコム・ホームカメラシステム」と同様、「セコム・ホームセキュリティ」のセット/解除と連動して、インターホン親機の留守/在宅モードを切り替える連動結線が可能。
■販売価格
「インターホン親機1台+インターホン子機1台+カメラ1台」の標準構成の場合、機器代が175,000円、工事料金が75,500円(共に税別)。
セキュリフェースインターホンで導入した「顔検知機能」  顔を隠したり、ヘルメットやサングラス、マスク等でカモフラージュしたり、もしくは子機カメラの死角に隠れて自分が映らないようにしてインターホン子機を押すという、不審者や悪戯を防止するためにセコムが独自に開発した機能で、“誰かまでは判らないが、人間の顔かどうか”を判断する。
以上
<本件に関するお問い合わせ先>
セコム株式会社 広報室 安田、吉田 
TEL:03-5775-8210
左:カラーテレビインターフォン親機   右:カラーテレビインターフォン子機