2001年9月13日
株式会社ヤナセ
セコム株式会社
ヤナセ、セコムと連携して
自動車用新盗難抑止サービス「ココセコム・カーアラーム2」を開始
 株式会社ヤナセの関係会社であるウエスタン コーポレーション(社長:稲山孝英)は、セコム株式会社(社長:杉町寿孝)がウエスタンコーポレーションの協力を得て開発した、自動車用新盗難抑止サービス「ココセコム・カーアラーム2」を導入し、9月20日よりヤナセのお客様を対象に販売を開始する。これに合わせて、このサービスのベースとなった「ココセコム」も取り扱う。

 ここ数年、自動車盗難が目立って増加しており、2000年の自動車盗難は約5万6000台に達している。さらに、本年1〜6月の上半期での自動車盗難は約3万2000台(前年同期比123.9%)と著しく増加している。こうした社会情勢から、新たな自動車用盗難抑止システムが求められていた。

 「ココセコム・カーアラーム2」は、本年4月からセコムが提供している車両や人物向けの位置情報・現場急行サービス「ココセコム」に、駐車中の盗難行為を監視する機能を新たに付加した盗難抑止サービスである。

 主な特徴は、以下の通り(別紙「ココセコム・カーアラーム2」システム図参照)。

(1) 「ココセコム・カーアラーム2」の機器は、小型の動作確認ランプ以外すべて隠ぺい設置する。通常の操作は、不正使用防止対策を施した専用リモコンで、駐車/運転モードの切り替え等を行う。
 
(2) 降車後に専用リモコンで「ココセコム・カーアラーム2」を駐車モードにセットすると、不正なドア開け、車ごと持って行こうとする行為、不正なエンジン始動があった場合、それぞれに対応するセンサーが異常をキャッチし、サイレンが鳴動し、犯人を威嚇する。
 
(3) 合わせて、セコムのオペレーションセンターに異常信号を送信し、お客様に異常が発生したことを連絡。さらに要請があればセコムの約1000ヵ所の緊急発進基地から緊急対処員が駆けつける現場急行サービスを行う。
 
(4) 異常発生時以外にも、電話でオペレーションセンターに問い合わせるか、インターネットにつながったパソコン・携帯電話から専用ホームページにアクセスすると、GPS(全地球測位システム)衛星と携帯電話基地局の電波を融合したシステムにより位置検索をすることができる。この場合も要請があれば、セコムの緊急対処員が現場急行サービスを行う。

 今後もウエスタン コーポレーションは、ヤナセグループの一員として、セコムと共同で、急増する輸入車の盗難被害の対応策を積極的に講じ、お客様の車両盗難に対する不安解消に努めていく。

「ココセコム・カーアラーム2」の概要
システム本体料金 :98,000円(取付工賃別)
加入料金 :5,000円
月額基本料金 :2,400円(6ヵ月分前払い)
なお、位置検索提供料金は、パソコンの場合2回(1ヵ月あたり)まで無料で、以後1回あたり100円。電話の場合は1回300円。
緊急対処員による現場急行サービスについては、1回10,000円。
料金は、いずれも消費税別
システム販売店 :全国のヤナセネットワーク 販売・アフターサービス拠点
システム取付店 :全国のヤナセネットワーク アフターサービス拠点

「ココセコム・カーアラーム2」に関するお客様のお問い合わせ先
ヤナセ ホットコール   0120-35-5587 (10:00〜18:00)
ココセコム受付センター   0120-756-892 (9:00〜18:00)
 

<報道関係のお問い合わせ先>
株式会社ヤナセ 広報宣伝室 鈴木 TEL03-5440-5432
セコム株式会社 広報室 安田 TEL03-5775-8211