「農場が、高齢者から子どもまで安心して暮らせる
ひとつの"コミュニティ"になるといいですね」と語る今井さん。

−10周年を来年に控え、今後チャレンジしたいことを教えてください。

今井さん:数名のスタッフと、たった25頭の羊の飼育から始めたラム肉生産ですが、現在は次世代を担う若手スタッフの育成にも力を入れられるようになりました。まずは、若手や、その次の世代が安定して働ける場として、農場の基盤を守って行くことが第一ですね。前編でもお話しましたが、羊は出産頭数も少なくデリケートな生き物なので、私たちの目が行き届く環境で手間をかけながら、少量でも質の良いものを提供し続けるしかありません。でも、手間をかけた分だけおいしくなるのが酪農や農業の醍醐味でもありますから、海外のラム肉とは違った付加価値が、シェフを始め全国の消費者に注目され始めているのはとてもうれしいことです。

−手間がかかるからこそ、自社の一貫管理にこだわるのでしょうか。

今井さん:人任せにできない性格もあるかもしれません(笑)。でも、たくさんの若い世代が将来もしずお農場で働き、暮らしていけるくらいの場所を作ることが、ひとつの目標ではありますね。飼育だけでなく、加工や、それを頂くレストラン、宿泊施設があれば、それだけ次の世代が働くチャンスが増えますから。そのために、「士別のラム肉」が国産ラム肉のブランドとして全国や世界に向けて広がっていくことを願っています。

夏は絶好の観光シーズン。しずお農場でしか味わえない
ラム肉メニューを楽しみに、ぜひ一度訪れたいロケーション。

−羊が生産者の目が行き届く環境で育つことは、食の安全・安心にもつながりますね。

今井さん:そうですね。ただ、私はスタッフにいつも「安全・安心は当たり前。おいしいことが第一の価値だ」と言っているんです。しずお農場で生産する食材や料理は全て、無農薬や無添加であることは当然と考えます。その上で、ひと口食べた時にまず「おいしい!」と思える食材を生産し続けることが、長く愛されるブランド作りのために欠かせないことだと思っています。

国産酪農、農業の現場を次世代へ残したいと奮闘する今井さん。
これからも、安心・安全だけでない「おいしさ」を追求し続けます。

もぐもぐ取材後記

取材当日は、まだまだ寒さが厳しい早春。旭川空港から士別までの道のりも深い根雪に囲まれ、厳しい北海道の冬を感じさせる景色が続きます。そんな中、しずお農場の羊舎の中では生まれたばかりの仔羊が生まれ、たくましく成長していました。

肉の中でもラム肉が好きで、ジンギスカンやマトンカレーなど好んで食べている私ですが、今回、しずお農場で頂いた生肉の刺身は、まさにラム肉のイメージが180度変わってしまうほどの味わいでした・・・!もちろん、ラムチョップ、シキンボも即お取り寄せ。コショウでシンプルに調理している香りは、まさに「ごちそう」。レモンを少し搾って頂くのも、さっぱりとしておいしかったです。

食の匠の味をお取り寄せ

シェフがうなったラム肉(北海道士別市)は、「セコムの食」からお取り寄せできます。

シェフがうなったラム肉<br />(ラムチョップ 4本)

そうそうたるレストランのシェフ達をうならせたラム肉。

シェフがうなったラム肉
(ラムチョップ 4本)

シェフがうなったラム肉<br />(ラムチョップ 4本・シキンボ1袋)

そうそうたるレストランのシェフ達をうならせたラム肉。

シェフがうなったラム肉
(ラムチョップ 4本・シキンボ1袋)

※上記商品の取扱状況は、掲載時のものです。
取り扱いのない場合もございますので、「セコムの食」のサイトでご確認ください。