「玄人」が選んだ、
1年の中でほんの数日しか水揚げされない「玄あじ」

−「玄あじ」「玄さば」の天日干しは、魚のうまみがストレートに伝わってくる濃厚な味わいですね!たっぷり乗った脂が透き通っていて臭みもまったくなく、今まで食べた干物とは全然違うので驚きました。

塚原さん:「玄あじ」「玄さば」はうちの登録商標なのですが、「玄人」が選んだ一番おいしい魚、という意味を込めて名付けています。鯵(アジ)の旬は夏ですが、その旬の中でも最高に脂がのっておいしい鯵は、ほんの4〜10日間しか揚がりません。このわずかなチャンスを「玄人」であるうちの買い付け人が見極めて、1年分の「玄あじ」を確保します。「玄さば」も同じで、この名をつけて世に出すということは、絶対に間違いないおいしい鯵と鯖(サバ)をお届けする、という自信のあらわれです。

最高の魚を「目利き」できる買い付け担当が各漁港に配置される。

−1年分をわずか4〜10日間で確保するとはすごいですね!

塚原さん:旬の時期になると、うちの買い付け人を漁港に配置して、情報交換しながら試食を繰り返します。水揚げの漁場も日にちも年によって少しずつ違いますし、魚の大きさで決めるわけでもないので、買い付け人の味覚や経験など「目利き」が試されます。1年分を買い付けるので、大きな金額の商売になりますから、買い付け人もその時期にはピリピリして緊張しています。買い付けた魚を会社で他の従業員と一緒に試食して「おいしい」と言われると、ようやくホッとするんですよ。

−これだけおいしい魚を食べていると、従業員の方も舌が肥えてますよね(笑)

塚原さん:まったくその通りで、うちの従業員はみんな味にうるさいです(笑)一人ひとりが「おいしい」ことにこだわっているから、試食会も真剣勝負で決してお世辞は言いません。だからこそ、従業員は自信を持っていて「一番おいしいのはうちの魚だ」と、堂々と話せるんです。

従業員もほれ込む「玄あじ」「玄さば」。
このおいしさを全国へ届けるために、工場には巨大な冷凍設備がありました!