中国原産の梅山豚。その姿は迫力満点!

−「梅山豚」という名前は、初めて聞きました。

塚原さん:純血種の梅山豚を日本で生産しているのは、塚原牧場だけです。私の父が、1989年に中国から輸入したのが日本での生産の始まりです。梅山豚の事業を1993年に私が受け継ぎ、今に至っています。とても個性の強い豚で、味わいにコクがあり、肉汁が多くジューシー。そして甘みのある脂が乗っているのが特徴です。

−とても稀少な牧場なんですね!

塚原さん:純血種の梅山豚と「デュロック」という品種を掛け合わせた梅山豚で年間1500頭程度。純血種に至っては年間50頭しか生産していません。原産地の中国でも「知る人ぞ知るおいしい豚」という存在であって、広く知られているわけではありません。

生まれて間もない梅山豚。最低270日かけて、じっくり育てられる。

−それほど貴重な豚なのはなぜでしょう?

塚原さん:梅山豚は、一般的な豚に比べて、生産するのに時間と手間と土地が必要な豚なんです。一般的に豚は生後180日以内に出荷しないと、飼育費用がかさんでコストに見合わないと言われていますが、梅山豚はデュロックと掛け合わせで270日は必要、純血種は360日以上必要です。育つまでにこれだけの時間がかかるとなると、手間はもちろんですが、育てる豚舎などの「土地」が必要なので、大量生産をすることは難しいですね。

それほど貴重な「梅山豚」。塚原牧場で生産することになった経緯に迫ります!