−青木さんが主宰する料理教室には、全国から生徒さんが集まるそうですね。

青木さん:金沢市で料理教室を始めたのは1960年代のことですが、その前からの生徒さんも含め、日本全国だけでなく海外にも卒業生がたくさんいます。教室では日本に伝わる郷土料理の基礎や応用から、いわゆる「おふくろの味」として毎日手軽においしく作れる家庭料理までさまざまな料理を教えていますが、卒業生たちがその味を、全国や海外の食卓に受け継がれていることは、うれしいことです。

−郷土料理を学び、教えようと思ったきっかけは何ですか?

青木さん:西洋料理や中華料理が大変珍しい時代、東京で料理を学びました。本格的に加賀の郷土料理を学び教えようと思ったのは、結婚を機に金沢へ移り住み、加賀料理に出会ってからですね。北陸の風土で育った魚や野菜、米など豊かな食材や独特の郷土料理にもとても興味がありました。さまざまな加賀料理との出会いから、城下町の歴史とともに成長した食文化に魅せられ、昔の文献などを探しながら独自に研究を続けてきたことが、今につながっています。

「「"じわもん"を未来の子どもたちのために残したい」、という青木さん。
加賀伝統料理の保存版とも言える著書も多数手がけていらっしゃいます。

−昔ながらの「郷土の味」を大切に守っていらっしゃるのですね。

青木さん:私は、石川県の「じわもん」という言葉が大好きなんです。「常飯もの」が「地場もん」に変化し、「じわもん」と言われるようになったそうですが、郷土料理の温かさや滋味が、このひと言に詰まっているような気がします。郷土料理を、味わって、心の糧にしてほしいと思っています。

青木さんが作る「じぶ煮」「ほろ酔い鶏」は、北陸の風土と食の知恵の結晶。
「昔から今、今から未来へ繋げ、人を育てたい」という温かい気持ちがあふれていました。

もぐもぐ取材後記

今回青木さんにお話を伺う間、卒業生の方が訪ねて見え、青木さんと親しく、懐かしそうに会話をされている様子を拝見することができました。親子2代で料理教室に通っていらっしゃったそうです。こうして青木さんの味や、食の教えが世代を越え受け継がれている様子を目の当たりにすると、改めて郷土料理や家庭料理が人を育て、命をつなぐ力を感じます。先生が作る温かい「じぶ煮」は、ひと口ごとに体に染みるような優しい味で、おいしいのはもちろん、なんだか体にとてもいいことをしているような気がしました。

食の匠の味をお取り寄せ

じぶ煮・ほろ酔い鶏(石川県金沢市)は、「セコムの食」からお取り寄せできます。

ほろ酔い鶏

金沢の伝統的な食文化と斬新なアイデアが合体した美味

ほろ酔い鶏

じぶ煮 3食

城下町金沢の滋味をゆっくりと味わってください

じぶ煮 3食

じぶ煮 6食

城下町金沢の滋味をゆっくりと味わってください

じぶ煮 6食

スープも主役の蒸し鶏・ほろ酔い鶏セット

金沢の伝統的な食文化と斬新なアイデアが合体した美味

スープも主役の蒸し鶏・ほろ酔い鶏セット

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