その他安全 2011年08月22日

第58回 【インタビュー】毎日きちんと食べていますか?元気の基本は栄養バランス!

こんにちは。残暑が厳しいと思っていたら、ここ数日は秋のような涼しさに。体を気温の変化に対応させるのが大変ですよね。
夏バテは夏の終わりのこの時期から症状があらわれる人が多いようですよ。元気だから大丈夫と思っていても、これからの季節が一番心配。ちょっと暑いなと思っても、常温の飲み物などで、身体の中を冷やしすぎないように気を付けたり、寒いなと感じたときは一枚羽織るなど、しっかり体調管理していきましょうね。

2011.8.22更新

健康に過ごすための鉄則は、バランスのとれた食事をとること。わかっていても、お仕事が忙しかったり、プライベートの予定が満載で、食事が不規則になりがちなときもありますよね。そこで、最近ではサプリメント(栄養補助食品)を摂って、栄養バランスの管理をしている人も増えているとか。若い女性の栄養バランスはどうなのか、どういった健康管理が必要なのかを、セコムグループで在宅医療や健康・予防サービスなどを提供するセコム医療システム(株)で薬剤師の資格を持つ増田宏子リーダーと、栄養士の資格を持つ角田千絵さん、お二人にお話を伺いました。

二人のプロフィール
写真:セコム損害保険株式会社 商品業務部 個人火災・傷害グループ 課長代理 岩村 純

(左)
セコム医療システム株式会社 健康複合サービスプロジェクト
リーダー 薬剤師 増田宏子

1996年10月、セコム株式会社に入社。入社当初から薬剤師の資格を生かした業務に従事。
1998年10月、セコムの健康食品の事業スタート当初からサプリメントの商品開発を担当。
その後、セコム(株)の医療事業がセコム医療システム株式会社として独立。さまざまな部署を経て、現在の健康・予防分野全般を企画する健康複合サービスプロジェクトに配属。2011年、健康食品の新ブランド「からだViBI」 を立ち上げ、現在も、健康・予防に関する新しいサービスを構築中。

(右)
セコム医療システム株式会社 健康サービス部
栄養士・食品保健指導士 角田千絵

2005年4月、セコム株式会社に入社。栄養士の資格を生かし、健康開発部に配属となる。入社以降、セコムの健康食品の商品開発および、お客様からの相談窓口業務を担当する。
2010年4月に医療関係のコールセンター機能を統合し、健康サービス部が発足。異動後は新ブランド「からだViBI」の商品開発や相談窓口に関する業務に従事。

Q
栄養バランスは気になるので、普段から、偏りなくなんでも食べるように心がけています。でも、きちんと栄養を摂れているか不安になります。
A
(増田)残念ながら、現代人の食生活では栄養素の偏りはあります。それに、痩せている人ほど、痩せたいと感じている人が多く、食事の量も少ないようです。
また、野菜自体に含まれる栄養素は昔より少なくなっていることも事実。しっかり野菜を摂っているつもりでも、実は栄養不足ということもあるようです。さまざまな食品を意識してバランス良く食べないと、栄養は偏ってしまいます。
Q
現代人の食生活では、どの栄養素が一番不足しがちなのでしょうか。
A
(増田)カルシウムです。これは、すべての年代の女性が不足している栄養素のひとつ。このことは、健康増進法に規定された国民栄養調査のデータで明らかになっています。カルシウムは、意識して摂らないと体に蓄積できない栄養素なんですよ。
写真:インタビュー
ホルモンバランスが変わると急激に減少しますので、閉経してから慌てるのではなく、今からカルシウムを意識的に摂る習慣をつけておくことをオススメします。もちろん、子どもの成長期にも必要な栄養ですので、幼いうちから意識して摂ることが重要です。
カルシウムの摂取量が不足するとイライラしたり、足がつったりします。それに、慢性的な不足状態が続くと骨折しやすくなったり歯が弱くなったり、骨粗しょう症の原因にもなります。
また、「カルシウムといえば牛乳!」と思われる方もいらっしゃることでしょう。普段の食事にコップ1杯の牛乳をプラスすれば、だいぶカルシウム不足は補えるのですが、カロリーが気になる方もいます。味の好みはありますが、低カロリーに抑えるなら、無脂肪乳や低脂肪乳を選んで飲むと良いでしょう。
Q
確かにカロリーは気になりますよね!私は、牛乳の代わりに魚を意識的に食べるようにしていますが、牛乳と同じようにカルシウムを補えているんでしょうか。
A
(角田)カルシウムは、大豆・小魚・乳製品・緑黄色野菜に多く含まれているので、意識して増やしていただくのがいいですね。ただ、よく勘違いされるのが、「お魚を食べているので大丈夫!」と思われている方が多くいらっしゃるようです。でも、骨ごと食べるお魚でないとカルシウムは摂れないんです。ですから、小魚など骨ごといただけるお魚もしっかり食べてもらいたいですね。
また、カルシウムはマグネシウムと一緒に摂らないと吸収されにくいので、やはりバランスが大切ですね。
Q
カルシウムのほかにも特に女性が摂ったほうがいい栄養素は何でしょうか。
A
(増田)葉酸(ようさん)ですね。聞きなれない方もいらっしゃるかもしれませんが、これは、特に20〜30代の女性に摂っていただきたい栄養素です。
葉酸とは、ビタミンBの仲間でビタミンB12とともに血液を作る働きをする栄養素です。貧血を予防し、健全な発育のために不可欠で、さらに妊娠したときに胎児の大事な神経を作るのに重要な役割を果たしてくれます
また、妊娠していなくても、女性は、毎月月経で血液が失われるので、葉酸を摂ることをオススメします。
Q
葉酸は食べ物だと何に多く含まれていますか。
A
(角田)レバーです。そのほか、ほうれんそうやブロッコリーなど緑黄色野菜に含まれていますよ。「野菜サラダを食べているから安心!」という女性が多いのですが、実は、サラダって淡色野菜が中心で、生で食べる機会が少ない緑黄色野菜は、食べていないことが多いのです。意識して摂らないといけませんよね。
写真:インタビュー
Q
言われてみればそうですね。ゆっくりお料理する時間もなかなかないので、野菜不足にならないように生野菜を食べるようにしていますが、確かに淡色野菜ばっかりかも!食事だけですべての栄養素をバランスよくというのは、簡単に思えていても実は難しいことなんですね。
A
(増田)確かに、すべての栄養素を満たそうとすると、食べる量が今まで以上に増えるわけですから、難しいかもしれません。そんな時は、足りない分だけ栄養補助食品を利用するというのも一つの解決策です。
Q
葉酸やカルシウムは、1日3度の食事だけではほぼすべての女性が足りないということなので、補ったほうがいい栄養素ですよね。ただ、積極的に摂ろうとして、飲みすぎなど、栄養素を摂りすぎそうなイメージがあるのですが、そのような心配はないのでしょうか。
A
(角田)カルシウムは特に不足している栄養素なので、摂りすぎの心配はないと思います。また、葉酸は水溶性のビタミンなので、摂りすぎてもその日のうちに排泄されてしまいます。逆に、毎日摂らないといけないということですね。
ただ、こうした栄養成分には適度な量というものがあり、たくさん摂れば摂るほど良いというものではありません。色々な種類のサプリメントを飲む場合には、重なった成分が入っていないかなど確認して飲むようにすることをオススメします。
セコム医療システム(株)でも、健康食品「からだViBI」シリーズをご紹介しています。10種類のサプリメントを、女性をメインにしたスタッフで企画・開発しています。ライフスタイルに合わせてサプリメントを摂る必要がありますので、ぜひそちらも参考にしてみてください。
Q
疲れたり、栄養バランスが悪いな、と思ったときは、普段の食生活にサプリメントをプラスするのもひとつかもしれませんね。
A
(増田)基本は、まずバランスよく食事をし、運動、休養(睡眠)をとることが大切です。その上で、足りない栄養素を栄養補助食品で摂るというのがいいと思います。
「からだViBI」では、残留農薬の検査をはじめ有害物質の検査など、素材の段階でふるいにかけ、完成した商品でも厳しいチェックを行い、クリアしたものだけを販売しています。健康を気にしてプラスするものですから、これなら安心、大丈夫!というものを摂っていただきたいですね。
Q
しっかり健康管理をしなくては・・・と反省します。でもサプリメントについてはまだまだギモンもあるのですが・・・
A
(角田)栄養補助食品の摂り方についての相談は、いつでもセコム医療システムにお問い合わせ<フリーダイヤル0120-756-189<受付時間午前9時〜午後6時(土・日・祝日を除く)>ください。何を飲んだらいいの?というご質問もよく受けますので、気軽に分からないことは相談してくださいね。

いつも元気でキレイでいるために、しっかり栄養管理して、一段とステキな女性をめざしたいですね。

関連情報 ※現在は終了しました。

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