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byセコム「働く女性の安全委員会」

あんしんコラム

まずは身近にできる対策から。「働く女性の安全委員会」のメンバーが対策をご紹介します。

第55回 "節電の夏"も防犯対策はしっかり!

暑中お見舞い申し上げます。今年の夏は、家庭でも15%の節電ということで、さまざまな節電方法を調べたり、試みたりしていますよね。炊飯器は保温機能を使わない、テレビはこまめに消す、エアコンの設定温度を上げるなど、どこまで実行すれば15%節電できるのでしょうか・・・・。文明の利器のありがたさを感じながら、これほどまで電気に依存した生活をしていたとは、ちょっと驚きです。節電によって不便になることも確かにありますが、電気予報も発表されていますので、日中のピーク時を避けて上手に電気を使って、快適に過ごしたいですね。

2011.8.1更新

今年の夏は、東北電力と東京電力管内で、電力供給不足による15%の電力使用量削減が求められています。罰則があるのは大口の需要家だけですが、その他の企業や家庭にも同じく15%の削減が求められるほど、電力はひっ迫した状態です。また、先日、関西電力管内にも10%以上の自主的な節電が求められました。ただ、節電することばかり考えるあまり、防犯対策がおろそかになっていませんか?

暗い夜道はいつも以上に要注意!

節電で、街灯や住宅街の門扉の灯りや商店街の看板・照明などが消灯されていたり、間引かれていたりしています。暗い道では、暗がりを利用した「ひったくり」「ちかん」「車上ねらい」に注意が必要です。
 夜道は、少し遠回りになっても、できるだけ明るい道を通るようにし、防犯ブザーや携帯用屋外緊急通報システム「ココセコム」を携帯するなど、防犯対策を忘れずに行いましょう。特にひったくり対策は、日ごろの心がけでできることがたくさんありますので、こちら「こんな時どうする?防犯対策ファイル」を参考にしてください。
 もし、一戸建てに住んでいて、節電のために屋外の照明を消灯・間引きする場合は、安全のために、暗くなりすぎないように配慮をお願いします。夏場の電力需要のピークは、午前9時から午後8時くらいまでです。それ以降の時間帯は、今までどおり防犯のために、必要な範囲で屋外の照明を点灯することをおススメします。

窓の開けっ放しに要注意!

エアコンは、家庭の消費電力量の約25%を占める(資源エネルギー庁HPより)ため、エアコンで節電に取り組むことで、大きな成果につなげられます。そのため、猛暑日が続く中、なるべくエアコンを使わずに過ごそうとがんばっている人が多いようです。エアコンの代わりに扇風機を利用したり、窓を開けて風通しを良くしたりして、涼を求めているようですが、窓の開けっ放しは、泥棒を招き入れることになるので注意しましょう。
 家にいるときでも、窓を開けっ放しにしていると、目が届かない場所から不審者が侵入する恐れがあります。特に、屋外が暗い場合、ベランダや庭などに不審者が身を潜めやすくなります。在宅中に侵入されると、万が一、鉢合わせしたときに危害を加えられる危険性も。換気のために玄関の扉を開ける人もいるようですが、家の中の様子がうかがえるためこれも危険です。女性のひとり暮らしの場合、特に注意しましょう。
 また、カーテンをしたまま窓を開けていると、窓の閉め忘れの原因になります。「窓用補助錠をつけていれば、少しくらい窓を開けっ放しにしても大丈夫」と思っている方もいらっしゃいますが、防犯対策としては「ワンドア・ツーロック」にしてこそ意味があります。補助錠をセットしているからといって、窓を開けっ放しにするのはおススメできません。

節電に乗じた詐欺や販売訪問に要注意!

震災後の電力供給不足に乗じて電気・ガス・水道などの点検を口実にした詐欺や、節電の夏に役立つ商品などの悪質な訪問販売などが考えられます。執拗な勧誘や、その場での契約を求められても応じないようにしましょう。
 訪問者があった場合には、すぐにドアを開けないで、きちんと相手と、訪問目的を確認するようにしましょう。インターホンや玄関ドアのドアスコープを活用して、扉を開ける前に相手を確認するのが、おススメ。電気・ガス・水道などの会社を名乗る場合は、身分証を見せてもらうと安心です。「今日でないとダメです」など、急かされるような場合こそ、落ち着いて対応することが肝心です。

節電と防犯対策を上手に取り入れて、「安全・安心」な夏をお過ごしください。