その他安全 2011年01月17日

第27回 今年も気を抜かないで!インフルエンザ対策

寒い毎日が続きますね。皆さんは、風邪などひいていませんか?
この時期、インフルエンザの流行が気になりますよね。特に、2009年は、新型インフルエンザ(H1N1)が世界的に大流行し、日本でもマスクの着用や、手洗い・うがいを徹底している人が多かったようです。でも、この冬はどうでしょう?予防接種を受けるなど、皆さんは、しっかりとインフルエンザ対策をされていますか?

2011.1.17更新

新型インフルエンザが大流行した昨シーズンに比べると、今年はそれほど騒がれていないように感じますが、油断は禁物!昨年秋ごろから新型インフルエンザの患者数が増え始め、12月から急増していることが報告されています。今年も流行する兆しを見せ始めているので、十分な警戒が必要です。毎日できるカンタンな対策で、元気にこの冬を乗り切りましょう。

もう一度チェック!正しい手洗い・うがいのポイント

インフルエンザ対策の基本は、なんといっても「手洗い・うがい」。これは、インフルエンザ以外の感染症にも有効な対策です。これなら、毎日できますよね。インフルエンザの感染が気になる季節には、こまめな手洗い・うがいをするよう心がけてください。"継続は力なり"と言われるのと同じで、風邪やインフルエンザの予防も手洗い・うがいを毎日行うことが大切です
ここで改めて、手洗いとうがいのポイントをおさらいしておきましょう。

●手洗い
外出から会社に戻ったとき、帰宅時、咳(せき)やくしゃみをした後、トイレ使用後や食事前には石けんをよく泡立てて、爪の間、指の間、指先から手首まで20秒ほどかけて丁寧に洗い、しっかりすすぎましょう。

●うがい
起床時、帰社時、帰宅時、人と会話した後などに、まず口の中をよくすすぎます。その後、のどの奥まで洗浄できるよう15秒程度うがいをします。これを数回繰り返します。

どうでしょう?手洗いでは、手首まで洗っていなかったり、うがいの前に、口をすすいでいなかったりしていませんか?口の中に菌がいる状態でうがいをしても、その菌をのどに連れて行くようなものですからね。 また、市販のアルコール製手指消毒剤は、手の洗えないところでも使用できるので、おススメです。手洗い・うがいは毎日簡単に誰にでもできて、インフルエンザなどの感染症予防に効果的な対策です。ぜひ、今日から実行してくださいね。

また、飛沫感染の予防や、感染してしまった場合にはほかの人に感染させないために、マスクを着用するのも有効な対策です。通勤時などの混み合った電車やバスに乗るときはぜひ着用を。これは、まわりの人に対するマナーでもありますよね。マスクをせずに、咳やくしゃみをしている人の横って居心地が悪いですもの。逆もしかりというわけです。
マスクを外すときは、ウイルスが付着している可能性がある表面にはなるべく触れないようにし、外した後はすみやかに手を洗いましょう。

もしも、「インフルエンザかな?」と思ったら

では、インフルエンザにかかってしまったかなと思ったときには、どうすればいいでしょう。少しの熱や咳で、すぐに医療機関に行かなければならないというわけではなく、市販のお薬で効果があるようなら、自宅療養でも大丈夫です。ただ、妊娠中であったり、持病があったりする場合は、医療機関に事前に問い合わせをしてから受診することをおススメします。
また、健康な方でも次のような症状の場合は、すぐに医療機関を受診してください。

  • ・呼吸困難や息切れがある
  • ・胸の痛みが続いている
  • ・嘔吐や下痢が続いている
  • ・3日以上高熱が続いている
  • ・症状が長引き、悪化してきている

そのほか、自分では判断しきれないなというときや、不安な場合は、専門家に診てもらいましょう。
でも、なんといっても一番いいのは、感染しないこと。毎日のうがい・手洗いを上記の正しい方法で徹底することで、感染のリスクを減らすことができますよ。

2009年から大流行した新型インフルエンザ(H1N1)以外にも、中国や香港、台湾で流行した香港型(H3N2)や、野鳥への感染が広がっている鳥インフルエンザの情報も気になるところです。最後にいくつか、参考になるサイトをご紹介しておきましょう。

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