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byセコム「働く女性の安全委員会」

あんしんコラム

まずは身近にできる対策から。「働く女性の安全委員会」のメンバーが対策をご紹介します。

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第166回 メンバーが検証!"ながら歩き"はどのくらいキケンなの?

こんにちは。秋も深まり、急に寒くなったので、風邪をひいてしまったという人もいらっしゃるのでは?出かけるときは、秋のファッションを楽しみたいという気持ちもあり、秋冬物で出かけるのですが、帰宅後は、まだ秋冬物のルームウエアやナイトウエアの衣替えができていない人も多いはず。一番冷え込む時間が朝方ということを考えると、ナイトウエアを暖かいものに衣替えしなければと、今さらながら反省している私です。皆さんも、体調にはお気をつけ下さい。

2014.10.22更新

 防犯や交通安全の面でとても危険な"ながら歩き"。危険であることは理解できていても、いったい"ながら歩き"はどれくらい危険なのか。そんな疑問から、「セコム働く女性の安全委員会」のメンバー5人が被験者となり検証実験を実施しました。

検証実験

 今回、セコムの開発センターの協力を得て、2つの実験を行いました。
 ※実験はすべてセコムの施設敷地内(45dB前後の比較的静かな屋外)で行っています
 ※dBの例として、図書館や静かな住宅地の昼間で40dB、静かな事務所などで50dBと言われています

【検証 ①】
スマートフォンを"操作しながら"、"音楽を聴きながら"・・・
後ろから近づく人の気配にどのくらい(距離)で気付く?
 
「スマホの操作をしたり、イヤホンで音楽を聴いたりしていると注意力が散漫になるので危険」・・・このコラムや防犯対策ファイルでアドバイスしていますが、実際にどれくらい周囲の変化に気づきにくいのでしょうか?

■検証方法
1)前を向く(スマートフォンの操作なし) 
2)スマートフォンでネットの記事などを読む 
3)スマートフォンで文章を入力する 
4)スマートフォンで音楽を聴く 
上記4種類の条件で、後ろから近付く人の気配に気づくまでの距離を測定する。
(3で入力する文章、4で聴く音楽は全員同じものを使用)

■「検証 ①」結果
 スマートフォンの操作をしていない場合と比較して、操作した場合・音楽を聞いた場合は後ろからの人の接近に気付くまでの距離が短くなる傾向がみられました。
特に音楽を聴いているときは、至近距離まで近づかれないと気付かないという結果に・・・。平均0.1メートルまで近づかれてからでは逃げることも難しいため、とても危険であることが分かりました。

<5人の平均>
・文章を読む・・・・・約1m(平均)まで近づかれると気配に気づく
・文章を入力する・・・約1 m(平均)まで近づかれると気配に気づく
・音楽を聴く・・・・・約0.1 m(平均)まで近づかれると気配に気づく

メンバーの中には、「音楽を聞いていると、後ろからの接近にまったく気付かなかった!」という人もいるほどでした。また、「自分では"数メートル後ろに人が来た"と感じても、振り返ると真横に人がいたことに気づきびっくり」といった意見もありました。
これが実験でなく、実際に後ろから不審者につけられていたら・・・と想像すると、とても怖いものです。やはり、スマートフォンの操作や音楽を聞きながら歩くことはキケンだと実感しました。

【検証 ②】
スマートフォンの"操作しながら"歩くと、歩く速さはどのくらい遅くなるの?

■検証方法
 30m歩く時間をそれぞれ測定し、スマートフォンの操作が歩く速さにどのような影響を及ぼすか検証。 
1)スマートフォンを操作しないで歩く 
2)スマートフォンでネットの記事などを読みながら歩く 
3)スマートフォンで文章を入力しながら歩く
上記3種類の条件で、後ろから近付く人の気配に気づくまでの距離を測定する。
※3人入力する文章は全員同じものを使用

■「検証 ②」結果
 スマートフォンを操作しないで歩く場合と比較して、スマートフォンを操作しながら歩くと、歩く速度が遅くなる傾向がみられました。
特にスマートフォンで入力しながら歩くと、普段のスピードよりも速度が落ちます。ゆっくり歩けば、ひったくりやすくなるため、被害に巻き込まれるリスクを高める可能性もあります。操作に夢中になり、周囲に気づかない上、歩く速度も落ちる"ながら歩き"はとっても危険なのです!

<5人の平均>
 前を向いて普通に歩く・・・・時速5.3km
 文章を読みながら歩く・・・・時速4.7km→12%遅くなる
 文章を入力しながら歩く・・・時速4.2km→20%遅くなる

この実験で、スマートフォンの操作をしていると歩く速さが遅くなることがわかりました。
また、「操作をしていると、まっすぐ歩くことが難しい」「街中など、障害物や人がいる場所での"ながら歩き"はとても危険」と、メンバー。なんとなく頭では分かっているつもりの方も多いと思いますが、検証結果が、防犯の面でも事故防止の面でも、やはり"ながら歩き"はおススメできないことを証明してくれました。


背筋を伸ばして、常に警戒心を持ち足早に歩くことは「防犯女子」の第一歩です。 ぜひ皆さんも"ながら歩き"をやめ、防犯意識の高い「防犯女子」を目指しましょう。

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