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あんしんコラム

まずは身近にできる対策から。「働く女性の安全委員会」のメンバーが対策をご紹介します。

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第12回 今年に入ってひったくりが増加! 傾向・対策をもう一度見直そう

昨年から今年にかけて、私の周りは結婚・出産ラッシュです。
同僚、学生時代の友達などから、幸せな話が次々に舞い込んできます。
幸せいっぱいの話を聞いているとハッピーな気分になってくるとともに、 結婚願望がなかった私にもいつの間にか結婚の願望が少しずつ芽生えてくるようになりました。
私の周りの既婚女性たちは、オンとオフが素早く切り替えられていて、 仕事をテキパキとこなす、かっこいい女性です。私もそんな"かっこいい女性" になれるように日々奮闘しています。

2009.05.21更新

先日、仕事帰りに最寄りの駅を出たところで、警察官が「ひったくり注意!」と書かれたチラシを配っていました。チラシには、私の自宅の近所で、仕事帰りの若い女性をターゲットに、スクーターを使いひったくりをする事件が立て続けに発生していると書いてありました。私が通勤で使う道でもあり、改めてひったくりの怖さを実感しました。

ひったくり事件が急増中。被害者の9割以上が女性!

2002年から昨年まで全国のひったくり発生件数は減少してきましたが、今年に入ってからひったくり被害が急激に増えています。今年1月から4月の4カ月間で、7,020件にも上っています。これは昨年の同期間(6,161件)と比べ13.9%も増加しています。特に東京都内では、昨年同期比で1.5倍も被害が増えている事態を受けて、警視庁は5月と6月の2カ月間を、「ひったくり緊急対策強化期間」とし、張り込みや巡回を徹底して行い、ひったくり発生の抑止活動を行っています。

ひったくりが増加している背景として、不況が影響しているとも言われています。「ひったくり」は、路地裏など狭い道でもすれ違いざまにできてしまう上に、特に凶器や工具も必要なく、バイクや自転車で逃走しやすいことなどから、「手軽な犯罪」の典型となっています。それを裏付けるかのように、警視庁の調べでは、昨年下半期に検挙されたひったくり犯の9割以上が、「初めて」ひったくりをしたと答えています。

ひったくりは被害者の9割以上が女性です。女性は男性に比べて抵抗力が弱いので狙われやすいことも理由の一つです。それに加え、財布をしまう場所が、男性の場合はズボンやジャケットのポケットだったり、カバンの中だったりと人によって違うのに対し、ほとんどの女性がバッグの中に入れていることも理由といえるでしょう。ひったくり犯が「女性のバッグをひったくれば財布を得られる」と考えていると言われています。

ひったくりに"狙われない"ために

歩道のない道ではバイクや自転車が人のすぐ横を通るため、交通事故の面でも危険ですし、ひったくりにも遭いやすくなります。昼夜問わず、遠回りでも明るい道、歩道がある時は歩道を歩き、時々振り向いて不審者がいないかを確認するなど、常に周囲を警戒して歩きましょう。そして、もし不審者が車やバイクで近づいてきている、または並走されていると感じたら、不審者の走行方向とは反対方向に逃げるか、または交番やコンビニなどに逃げ込みましょう

また、特に住宅街の夜道では、ヒール靴で歩く足音が想像以上に周りに響きます。ヒールの音は「女性が歩いている」ことを伝えるのと同じことですから、十分な注意が必要です。また、いざという時にはヒールだと走りにくいので、夜間はスニーカーなど、ヒールのないものを履くことをオススメします。

さらに、自分の住む地域の犯罪状況を知ることも重要です。自治体や警察によっては地域の犯罪情報をメールで配信しているところもあります。自分の住む地域や通勤場所などを登録しておけば、ひったくりや空き巣など、登録した地域の犯罪情報を受信できます。身近な危険を知っておくことで、防犯に対する意識も高まってくるはずですのでぜひ一度調べてみてください。

バッグの持ち方と、自転車に乗っているときの注意点

イラスト;「セキュリティカバー」をつけて自転車に乗る女性

ひったくり犯は、通りざまに瞬時にバッグを奪って逃げていきます。それを防ぐためには、バッグは車道の反対側に持ち、片方の手で抱きかかえて持つようにします。そして、ピンが本体から抜けるタイプの防犯ブザーをバッグにつなげておき、ピン部分を手で握っておくことがポイントです。

そうしておけば、万が一バッグをとられた場合、防犯ブザーのピンが抜け、犯人は音が鳴り続ける防犯ブザー付きのバッグと一緒に逃げることになるため、あきらめてバッグを捨てる可能性も出てきます。

自転車の前かごにバッグを入れている場合には、かごにひったくり防止のカバーをつけると効果的です。また、すぐにできる対策として、バッグの持ち手部分を下に向けて自転車の前かごに入れ、その上に雑誌を置くなど、ひと工夫するだけでも、ひったくりの対策につながります。

万が一被害に遭ってしまったら

万が一ひったくりに遭ってしまった時には、ムリに取り戻そうとせず、素早く手を離すことが重要です。大事なものをとられる以前に、犯人がバイクや車に乗っている場合は引きずられ、大怪我をしてしまう危険性があるからです。犯人の容姿、バイクや車ならナンバーや車種・色など、気づいたことを覚えておきましょう。そして、すぐ警察に通報しましょう。早く伝えることで、盗難品の捜索など適切な対応に協力してもらえるでしょう。

ひったくり被害で怖いことは、バッグに入っていた貴重品から被害が拡大する可能性があることです。たとえば、クレジットカードが入っていれば、第三者に悪用されることも考えられます。すぐにカード会社に連絡し、利用停止の手続きをしましょう。万が一の時のために、金融機関やカード会社などの連絡先一覧表を作成し、バッグ以外の場所に携帯していると便利です。また、自宅の鍵と免許証など住所が分かるものが一緒に入っている場合は、自宅が狙われる可能性も考えられますので、自宅の鍵も交換すると安心です。

ひったくり対策については、本サイトの「こんな時どうする?防犯対策ファイル」コーナーの「スリ・ひったくり対策」でも紹介しています。ぜひ読んでみてください。

今回紹介された商品は・・・

防犯ブザー
ひったくり対策には、ピンの抜けきるタイプが効果的です。

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