その他安全 2012年10月10日

第115回 セコム独自調べから読む、現代女性が抱える不安とは?

こんにちは。空も高くなり、秋本番ですね。食欲に読書にスポーツに、何をするにもいい季節です。ハッピーマンデーが実施されるまでは、今日、10月10日が体育の日でお休みでしたよね。週の真ん中にお休みがあるのもちょっと魅力的だったなと、今になって思うことも。いい気候になったので、そろそろジョギングでも始めようかな、と思いながら、最近耳にする「新秋バテ」のようで、体のだるさが残っているような・・・気温の変化が原因でしょうか。私の場合、まずは、体を冷やさないようにストレッチくらいからスタートしたほうがよさそうです。

2012.10.10更新

 8月、セコムは独自に「日本人の不安に関する意識調査」を実施しました。お伺いしたのは、20代、30代、40代、50代、60代以上の男女各50名で合計500名。
 皆さんが毎日の生活の中でなにを、どれくらい不安に感じているのかをお伺いしたものです。その中で分かった"女性が抱える不安"について、調査結果を見ながらご自身の不安や防犯意識と照らし合わせて、不安が解消できるよう対策を確認しましょう。

20代、30代の女性6割以上が治安に不安

 調査結果から、20代を中心に多くの女性が治安に対して不安を感じていることが分かります。特に20代の女性については7割の方が不安に感じているとの回答。
 また、男性と比べても、女性の方が不安を感じている人が多いのがお分かりいただけますよね。ただ、これほど不安に感じているにもかかわらず、対策をしている人は半数にも満たないのが現状です。

Q
あなたは最近治安に対して不安を感じる、または不安を感じたことはありますか?

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Q
あなたは犯罪被害に遭わないために防犯対策していますか?

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女性が不安に感じていることは・・・

1)20代、30代の女性が最も不安に感じていること
 20代、30代の女性が、具体的にどんなことに不安を感じているのか伺ったところ、
犯罪のニュースが多く報じられていて、治安が悪化していることに不安を感じるというのが最も多く、半数以上の女性が回答しています。
 体感治安とは、人々が感じる治安の良し悪し。これは、必ずしも犯罪認知件数や検挙率などのデータと一致しないもの。今回の調査では、半数以上の女性が「体感治安」が悪いと答えているということになります。
 次いで多かったのが、被害者の大半が女性である、屋外でのひったくり・痴漢・スリなどの被害について。
 また、身近なところでは個人情報漏えいなどのインターネット被害に不安を感じている人も多くいらっしゃいました。スマートフォンや高機能携帯などの普及が進むなか、サイバー攻撃やウイルス被害についての報道もよく耳にするようになったことに起因しているのでしょう。

 そして、屋外の防犯対策も忘れずに。これから陽が沈む時間も早くなってきますので夜道も防犯意識を高く持って歩いてくださいね。

 そのほか、空き巣や詐欺被害に関しても、不安を感じている女性が多いという結果でした。

2)20代、30代の女性が行っている防犯対策は?
 不安に感じている女性が多い一方で、約7割の女性が何も対策をしていないと回答。パソコンやスマートフォンのウイルス対策や、玄関ドアや窓のワンドア・ツーロックの対策はしているものの、不安感が高いスリやひったくり、痴漢など屋外での防犯対策をしていない女性が多いのが現状です。

 最近、なりすましや、自分のPCが知らない内にウイルスに犯され、遠隔操作で自分が犯人に仕立て上げられるというニュースが流れています。しっかりネットセキュリティ対策を行いたいものですね。

Q
あなたは、どのような防犯対策をしていますか。(複数回答)

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 この防犯対策の結果は、残念ながら「セコム働く女性の安全委員会」が2007年に行った調査結果と大きな変化はありませんでした。
 少しでも安心感を持って過ごすために、手軽に取り入れられる防犯対策はたくさんあります。気負わず、まず、できることから始めていきましょう。

 皆さんがすてきな「防犯女子」になれるよう、役立つ情報をこれからも発信していきます。

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